いろいろ絵やマンガを描いて来て、題名のように思う。と言うのも、オレの絵やマンガに報酬が出るようになったからだ。まだ趣味の延長とは言え、これは重い。今までみたいに好き勝手描いてる場合じゃないのかもなと、考えが変わって来たんだ。「好きなもの描けばいいやおまへんか」と言われそうだけど、寄り道していいのかと言う不安がね。と、書いていて、それはそれで生真面目*1すぎると考え直した。とは言え、描けるものもそれに費やせるリソースも無限ではないのも事実だが。
それにしても、マーベル版スパイダーマンの「大いなる力には大いなる責任が伴う」ではないが、絵やマンガでお金貰ったと言うのが、こうも重い事だとは。むかし紙の同人誌作っていた頃にはあまり意識してなかった事が、我が身にのしかかって来るなんて。いや、あの頃の失敗もまた今のエネルギーになっているし、自覚に時間がかかっただけか。それはいいとして、描くリソースをどうしよう？ 特に時間と体力が。オレより年上*2の同人作家やプロ作家の事を思うと言い訳がましい気はするが、反対に言えば時間や体力を失くして描けなくなる者も少なくないからなあ。とりあえずツイッター控えれば時間は捻出できる気はしていたけど、実際離れたら今度は体力が衰えてどうにもならん時があったし。若い時分にもっと描いていれば、今こうも悩まないで済んだろうに。過去の不遇が恨めしい、なんで殺されかかってまで働かなきゃならんかったのか……。
話を戻して。最初の段落で寄り道うんぬんと言ったが、ラクガキや趣味の絵がないとオレの場合絵描きは続かんと思ってたけど、描くべきもののためには絞り込みも必須な気がして、つい。いや待て、あまり意識しすぎて余裕なしになっても困る。絞るのは絞るにしても、もうちょっとゆとりを持ったペースで描く方がいい。そこを定量化は出来んので、考えているんだが……。
こんな話をするのは、気が弱くなったからだ。なんでよと言われたら『爆烈戦隊チャレンジャーズ』の続きどうしようと言うところから、いろいろと。チャレンジャーズ３話目、何度も練り直しているけど、決定的なものが描けんので……。前述のとおり、何をどの程度描けばいいかを定量化出来るわけじゃないから、一切他のものを描かないと言うのも違うし。
