走れ小心者 ARMADA はてなブログ版

克森淳のブログ。特にテーマもなくゆるゆると。

モメーン、モメーン……バカバカしい!

 題名を出来るだけ無意味にしようとしたが、途中で「これは、サルまんに出て来たフレーズではござらぬか」と思ったら、急にバカバカしくなって、つい。あと、サルまんの中の嫌味ったらしさを思い出したら、ドタマに来て。こう言う考えも、随分いじけたものだとは思うけど、80年代後半から90年代前半の冷笑的なものに振り回された身としては……。オレはサルまんを乗り越えて、面白いマンガを描けたわけじゃなかったと言うのが、ますます自分をいじけさせて。今の相原コージ竹熊健太郎両氏に恨みはないが、あの時代を乗り切れなかった後悔はあって。と言うわけで、今回はまさにオレの後悔を延々書くよ。

 いろいろ事情も障害もあったけど、結局マンガ家にはなれんかったのは悔やまれる。悔やまれるからサブカルビジネスセンター(以下、SBC)に通っているのもあるし、趣味で絵やマンガを描いたりもしているんだが、それもいつまで続けられるやら。「随分、気の弱い事を言うじゃねえか」とのお叱りを受けそうだが、オレ自身の創作に費やせるリソースの残量や、生物としての寿命などがのしかかって……。下記記事で触れた事を思うと、年齢は言い訳にならんと思うが、いつまで描けるか心配にはなる。

a-katu.hatenablog.com

 一方で、下記記事に書いた事を思えば、仮に「今」SBCを辞めたとして、そのあと創作が出来るのかとも。

a-katu.hatenablog.com

 話を戻して、正直オレはいろいろ後悔してるよ。今にして思えば全然マンガ家になるための行動を取ってなかったし、さりとてマンガ以外の道に活路を見出せなかったし。だけどそれが、SBCで活路を見出せた一因だったとも言えるが。と、書いていて、オレはあまりに「ケンカの道具」として絵やマンガを使おうとしてないか気になって来た。そんな動機で、描き続けられるわけはないのに。今のオレは、山野車輪にもはすみとしこにもなりたくねえ……。描くための動機付けなどを見直した方がいいかも知れんな、どうすりゃいいのかは分からないけど。いや、SBCの『精神障がいエッセイマンガ』では「ふてくされた態度は取らない」と言うのを心がけていたな、そこにヒントがあるかも知れん。自分の趣味の分野でも、ふてくされた態度を取らんようにするだけで、違うだろうし。と、書いたあと、前述の「80年代後半から90年代前半の冷笑的なもの」に振り回された事やそんな時代を乗り切れなかった事について書こうかと思ったが、話題が散漫になりやしないかと不安なんで、今はやめとく。「80年代後半から90年代前半の冷笑的なもの」に言及しても、個人的な当時のコンテンツへの恨みつらみになるかも知れないし……。そこはまた、機会があったら。