走れ小心者 ARMADA はてなブログ版

克森淳のブログ。特にテーマもなくゆるゆると。

二次創作への骨絡み

 オレは二次創作と言う行為に、複雑な思いがある。公式とか版権元に対し僭越なんじゃないかとか、もっと言えば時と場合によってはケンカ売ってるんじゃないかとか。そう思う原因は、成井紀郎の『ゴーゴー悟空』だろう。いえね、ゴーゴー悟空の作中では当時のアニメ・特撮ヒーローが酷い目に遭っていて、読んでて辛かったので。パロディもののはしりとして名高いゴーゴー悟空だが、オレには合わんかったらしい。これが二次創作に対する、オレの複雑な思いの源泉である事は間違いない。だが反対に、心地よい二次創作もあってね。スパロボなんだけど。あのシリーズ、気に入らない原作の敵キャラ*1を「この手で」*2ぶちのめす事が出来ますからね。「スパロボは二次創作と違うだろ」と言われそうだが、オレの中では「版権を正規に取得出来た二次創作」なのよ……。

 話を「二次創作は、時と場合によっては公式とか版権元にケンカ売ってるんじゃないか」と言う点に戻すが、オレはこの思いを抱えて二次創作してるし、時には故意にケンカを売る内容のそれを描いた事もあったが……。どうにもならなかったな。どうにかなったらなったで、ただでは済むまいが。ところで「ケンカを売ってるよなものなんだから、二次創作するな」と言ってるわけじゃねえぞ、オレにはそう思える時があるって事だからな。オレのこの考えがどの程度妥当かは分からない、分からないけど言いたくなった。いい加減死が身近になった年だから、思いをいろいろぶつけたくなって。思いをぶつけるなら創作にせえと言われたら、返す言葉もないけど。してみるとこんな文章書いてないで、推しの二次創作でもしてりゃよかった。トホホ。

*1:名を上げれば、レイズナーゴステロとかル・カインとか、ザンボット3のコンピュータードウル8号とか。

*2:厳密には自分の操作した味方ユニットだけど、便宜上そう言う事にする。