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克森淳のブログ。特にテーマもなくゆるゆると。

二次創作について、もう一度

a-katu.hatenablog.com
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 上記ふたつの記事で二次創作について語っていたが、もう一度語りたくなって来たので記事を書く。きっかけは、下記引用記事を見たからだ。

wagahaji.hatenablog.com

 増田*1にあまり真剣に付き合う事はないとも思うし、反対にブログ主の内省にも一理あるとも思う。だが、もうひとつ。事の始まりの増田は「思いもよらない感想」を受け入れられないタイプなのかなとも。だとしたら鈴木邦男佐川一政に言ったとされる「相手に対し『自分にそんな印象を持つな』と言うのはわがままだ!」に近い言葉を、投げかけたくなる。マー、増田に何言っても無駄な気もしてる*2が、あえて言う。当然、創作者はすべての感想を受け入れなければならん事はない。しかし、自分の許容出来ない二次創作と「思いもよらない感想」は、近いところにあるのではないかとも思えて。オレもまた「思いもよらない感想」に弱いタイプだから、他人事ではないし。称賛であれ批判であれ「思いもよらない感想」が聞けるから、人様に自分の創作物を見せる意味もあるとも考えてるけど。

 こんな話をしてるのは、最近の傾向として創作物への感想が称賛か無視かしか選べないような空気*3があって、それはそれでまずいのではと急に不安になったのも関係している。批評と罵倒が混同されやすいネットでは、キチンと批判するとかが難しいんだけどね……。と、書いたあと悪意ある言葉で作品を罵倒するのと、作者や版権元にケンカを売るような二次創作の違いはどこにあるのかとかに思いを巡らせようとして上手くいかず、思考が停止した。どう話を広げればいいか分からなくて。あと、循環論法になりそうで怖かったんだ。ちょっと話の根っこがふらついてる気がして。

 さらに言えば、オレ自身が創作物に限らず「どのように意見や感想を持つか」をキチンと構築するのに時間がかかりすぎたのも、二次創作に対するある種の骨絡みに通じている。そこらへんが二次創作論に接すると、古傷のようにシクシク痛むのよ。たいしたたまげた二次創作をやってるわけじゃねえけど、今の段階で思う事を書いてみた。

*1:はてな匿名ダイアリーや、その利用者。

*2:増田がどれもこれも釣りに見えて、迂闊に言及するのがバカらしいと言うか、何と言うか……。

*3:具体的にはネット民が「嫌なら見るな、読むな」で思考停止してるのではないかと言うか。