まず、下記の一連のツイートを読んでいただきたい。
日本の創作を世界で売りたいなら世界の基準に合わせろ論者の人たち、せっかく独自の商品持ってるのにフランチャイズのチェーン店になれば儲かるぞ、レベルの考えなしにしか見えんなー。旅先でも地元の名物料理じゃなくてマックや吉牛ばっかり食べるんかな? >RT
— 日下三蔵 (@sanzokusaka) 2020年7月6日
よくわからんのだけど他人にもっと世界標準な物を作れと言うくらいなら自分で世界標準な物を作ってうはうはになればいいのにーというか。だって売れるんでしょ?世界でさ。
— 結維 (@dragoonyouie) 2020年7月6日
世界標準じゃないから売れないで滅びるのと、世界標準に変質して生き延びたは良いけど元とはまったく別物になってたっていうのと、ぶっちゃけ業界の人間でもないただの消費者な私にはどっちも変わらんのであんまり興味ないんですが
— 結維 (@dragoonyouie) 2020年7月6日
いやそもそも世界標準でないことが滅びの道だというのが正しいならば、という前提での話しですよ。実のところそうとは思ってないんだけど。
— 結維 (@dragoonyouie) 2020年7月6日
この一連のツイートを読んでの感想は、題名のとおりである。実際「日本の創作を世界で売りたいなら世界の基準に合わせろ論者」は、日本の創作物が嫌いだと文句言ってるだけにすぎない。だってそうでしょう、そのうち連中は「日本人は創作するな」と言い出してもおかしくないぞ! はっきり言って。日本の創作物だって、海外のそれを参考にしている事はあるし、海外の作品を日本で売る時にもいわゆるローカライズをしている*1が、「日本の創作を世界で売りたいなら世界の基準に合わせろ論者」のそれは度がすぎてる! そう言いたくなる程度には、連中を信用していない。だって思いくそファミ通やログイン*2の前轍を踏み、二の舞になってるんだもの。かつて可憐な少年だったオレを苦しめ、宗教に走らせる遠因となったファミ通とログインみたいな事を言われたら、腹も立つわさ板わさ。あと、上記ツイートの「結維」さんの最初の発言にある「自分で作ればいいんじゃないの?」には大いに同意するが「日本の創作を世界で売りたいなら世界の基準に合わせろ論者」は、まずやらないだろう。日本の創作物に文句付ける連中に「これが俺の答えだ、見ろ!」と作品を出した者がいたためしがない。確かに、創作物を作るのには時間がかかるが、それでもなあ。単にケチをつけたい連中が「ヨxist」を名乗って粋がっているのを見てると、げんなりもするわい。オレは連中に対し、本気で怒っている。えらそうに説教垂れるけど、的外れだったり誤解だったりするし、それを指摘されても謝ったためしがないし……。とか書いてないで、そもそもツイッター見てないで、ゲームするなり創作するなりしていろよ、オレ。だが、ゲームはゲームで負担になるから少し休んでいるのと、個人的な創作は今しんどくて。いえね、また描いても描いても納得出来ない状態に……。これが出ると、当分逡巡や苦悩がついて回るから、様子を見ないとならんのよ。
オレも結維さん同様、世界の基準に合わせなければ滅ぶとは思ってないが、日本が創作に向いた国であり続けられるかには疑問が。こうまでじり貧になり、労働の現場でアウトソーシングと称して丸投げや非正規雇用が横行し、おまけに「日本の創作を世界で売りたいなら世界の基準に合わせろ論者」がデカいツラしてては……。その程度には悲観的である。と言うか、オレの悲観や懸念を打ち消すような楽観的な材料を持ってきた者が、いまだにおらーんうーたーん! ニンテンドースイッチが気晴らしを与えたり、サブカルビジネスセンターが創作の勉強のチャンスを与えたりしたくらいだ。この両方に勝る楽観的なものを、そこのあなたは与えてくれましたか? 誰だよ、あなたって。さておき、オレは「日本の創作を世界で売りたいなら世界の基準に合わせろ論者」なんかに負けんぞ! 見てろ。「日本の創作を世界で売りたいなら世界の基準に合わせろ論者」に言いたいが、オレがpixivで公表してる絵だって、海外からの閲覧者が喜んでくれてるんだ。無理にお前らの言う「世界の基準」に合わせても、しょうがねえんだよ。と、憎まれ口を叩きながら、この記事終わる。