走れ小心者 ARMADA はてなブログ版

克森淳のブログ。特にテーマもなくゆるゆると。

なんで「アニメ絵」だの「ギャルゲー」だのは叩かれるんだっ!?

 まず、この三つのツイートを見て欲しい。

 ここまでで会話ツリーになっているので、三つとも掲載した。こう言う話を聞くと、いい加減忘れてしまいたいファミ通への恨みが再燃する。上記三つ目のツイートに出て来る「欧米ゲームジャーナリスト」と似たような事を、ファミ通はどれだけ言って来たか! 結局ファミ通は「名誉白人」になりたがっていただけだ! ちくしょう。しかし、問題はファミ通だけにとどまらない。ゲームクリエイターとしてのさくまあきらも、かつて初代プレイステーションの頃、ソニーのゲームにおける性的描写の規制について触れた時「あまりスケベなゲームばかり出してると、そっちに流されて、ふつうの人がゲームを買わなくなっちゃうからね」みたく言っていた。また、ゲーム批評の特集「ギャルゲー賛否両論?」*1に、さくまのウケウリか「ギャルゲーはゲーム界のブラックバスだ」と、いわゆる「ギャルゲー」を、当時問題視され出した生態系破壊をもたらす外来生物ブラックバス呼ばわりして罵倒する読者投稿が載った*2し、最後に再びファミ通の話に戻るが、鈴木みそファミ通に描いていたマンガで「ゲームハードがギャルゲーに頼ると、最後にはそれだけが残る」みたく言っていたな。言わせてもらえば、それは間違いである。これはオレの私見でしかないが、ニンテンドースイッチなんかはファミコン時代では考えられなかったレベルでエロいゲームと、さくまの言う「ふつうの人」向けのゲーム*3とが棲み分けられているではないか。ある意味あと知恵だけどな。

 それにしても、題名にも書いたが、なんで「アニメ絵」だのいわゆる「ギャルゲー」だのは叩かれるんだろう。と言っても、誰も共感しちゃくれないだろうけどにゃー。ソニーの規制に怒っている海外のファンもオレが音頭取って動かしたわけじゃないし、オレがいくら言っても他人から「同感だ」の一言すらないし。おまけに、上記ツイートは最初のそれ以外全部巻き込みリプだし。オレもブログでは繰り言ばかりで、何をどうしたいかに至ってなかったのがよくないと今にしてみれば思うけど。「何をどうしたいか」についてだが、もう「オレだけが」どう言おうと、事態は好転しないと言う絶望感のため言葉にならないと逃げていた。上記ツイートの問題にしたって「英語で物が言えないオレに、どうする事も出来んわいっ!」と言う諦念はあるし。しかし日本の状況を悪化させないため、なんとかしないといかんのかもな。何をどうすりゃいいか、さっぱり思いつかんけど。今までだっていくら言っても問題点の共有にすら至らなかったため、つくづく自分の力不足が嫌になってもいるしなあ。だいたい、10年近く新作ゲームも新型ゲーム機も買わなかったオレに、今どきのゲーム事情が分かるか! ニンテンドースイッチを買おうと画策してるのも、レトロゲームをストレスなく楽しむ環境を模索しての事だし。『世界のアソビ大全51』には興味あるけどな、収録されているマンカラや花札がよさげなんで……って、無電源の古い歴史のあるゲームじゃねえか、どっちも。どんだけ懐古厨なんだオレは。さておき、ゲーマーとして返り咲こうとした矢先に上記ツイートに出た話を知ってしまい、げんなりしている。やっぱりゲームからも表現規制問題からも手を引いた方がいいんかな、オレは。いかんいかん、オレが愁嘆にくれてちゃいけねえ。さりとて、これ以上何をどうすりゃいいのかと言う手詰まり感は覚えている。おまけに、この記事は問題点が整理されてない気がするし。そこもどうする事も出来んけどな、話が広がったり複数の者と問題の共有に至れたりしてないから……。

*1:最後の疑問符は「!?」だったかも知れんが、そこはうろ覚えだ。

*2:そうでなくても、あの特集は賛否両論と言いながら、明らかに「否」に軸足がかかっていたけど。

*3:『あつまれ どうぶつの森』とか『世界のアソビ大全51』とか……。