上図はオリキャラ「ルシファーマン」をやまと虹一版『アクマイザー3』のザビタンみたく、目と口を描き加えたものだ。目と口がないとどうなるかは、下図な。
白状すると、ルシファーマンはザビタンのバッタもんだ。45年前の特撮ヒーローのバッタもんと言うのも、思えばこの記事の題名みたいに言われても仕方ない事よのう……。それで話が終わってしまっては閲覧者も困るだろうから、これよりちょっと長い余談をする。
十数年前、とある特撮系の匿名掲示板……と言っても2ちゃんねるではない……で「アクマイザー3は、祖国に逆らったから左翼」と言う投稿から、左翼の悪口で盛り上がってるのを見てしまい、ゲロ吐きそうになった事がある。「サヨクのキチガイ」であるオレとしては気分が悪くなったので、その掲示板からそっと去ったのだが、今にして思えば「ザビタンの母親は日本人で、母親の祖国たる日本を守るために戦ったんだから『ネトウヨ』のお前らはむしろ称えるべきヒーローだろ」とでも書けばよかったかと後悔しておる。しかし、経験上「ネトウヨ」に理屈が通用したためしもないので、言うだけ無駄だったかも知れんのだよな……。オレが最近絵を描く事に集中しだしたのも、もうネットで話し合いなんて出来っこないとあきらめたからだ! はっきり言って。しかし前述の匿名掲示板の件、思い出したらずいぶん業腹な話なので、この怒りをなんらかの形で創作にぶつけられんもんかね。いや、そんな躊躇をしている暇も惜しい。いっそ描かねば。以上、ちょっと長い余談終わり。
……いかん、ちょっと長い余談で触れたけったくそ悪い話のせいで、ずいぶん気が滅入って来た。あの時の「ネトウヨ」どもに対して「そこまで見る目がないなら、もう特撮はおろか一切合切のコンテンツに触れるな!」と言いたくなったが、オレが何言っても聞く相手じゃなし。オレは自分の力不足を嘆くのみ、嗚呼。
ここまで書いて、以下のツイートをした。
ターボフォースと言うアーケードシューティングゲームを「ネトウヨ」にやらせてみたい。ラスボスを見て泣くだろうし。タービン、タービン、ビンビン。
— 克森淳(a.k.a.新豊玉三郎) (@a_katu) 2020年6月8日
と言うか、あれは「ジャパンバッシング」をお笑いにしたようなものなんだが、そう言う自虐ギャグが今の「ネトウヨ」にどこまで通じるか。全く通じないだろうから言ってるビウム。
— 克森淳(a.k.a.新豊玉三郎) (@a_katu) 2020年6月8日