走れ小心者 ARMADA はてなブログ版

克森淳のブログ。特にテーマもなくゆるゆると。

ありがとらのこいました

 懐かしのアーケードゲームゲイングランド』は、あまりに平和な未来で闘争本能が未熟になった人類のため「ゲイングランド」と言う施設を作り、そこで闘争本能を発散してもらおうとしたが……と言う設定がある。それを思い出したら、ツイッターゲイングランドみたいなもんなのかねえと連想してしまった。なので『ゲイングランド』のエンディングの言葉を題名に。

 ツイッターでの血で血を洗うかのような争いは、見るに耐えない。かつて「ウルトラ性善説」なツールと呼ばれたツイッターは、今や今期のゲゲゲの鬼太郎で、最悪のSNSとして描かれる破目に。あまりの事に、こんなツイートをしまいましたよ。

 いや実際、ツイッター見ていて「お前にそんな事言われたくない」と言いたくなる事多数。いちいち言っても火に油を注ぐようなもんだとは思うので、言わないんだけど。また、かつての2ちゃんねる同様、「便所の落書き」扱いするのは簡単だが、戦前に宮武外骨便所の落書きを庶民の最後の武器みたく言っていたのを考えると、オレには便所の落書きも悪とは言えないんだよ。それに、巨大政党たる自民党の政治家が、ツイッターと言う便所の落書きを嬉々として利用しているようでは。マー、他の政党にも同じ事は言えるけど。

 ツイッターは往年のファンロードのハシラや、VOWと同じ事が出来るツールでもある。……ボツのないな。ファンロードVOWのような雑誌や書籍は、編集者と言うフィルターによって一定の質を保っていたが、今のツイッターにはそれがない。あるいは閲覧者自身のメディア・リテラシーが、かつて編集者が用意していた質の担保に相当するのかも知れないが、それこそ閲覧者はピンキリだもんな。オレはツイッターを、しょうもない事に使いたい。例えば、前述のVOWのように。ファンロードのハシラは……。うーん、あそこ*1もかつては今のツイッターと変わらない煽りや攻撃が飛び交っていたしねえ。それを思い出したら、今が急に悪くなったとは限らない気がして来た。ただねえ……、ファンロードと違ってツイッターにはボツも締め切りもないから、争いがいつまでも続くのが。ボツも締め切りもないから、いつぞや書いたように「しつこい暇人」が席巻してしまうのである。ここまで付き合ってくださり、「ありがとらのこいました」と言って、この記事終わりにする。

*1:と言うか、ファンロードの投稿の多く。