木村鷹太郎の亡霊臭い話に出くわした少年。 pic.twitter.com/gEc7penMLY
— 克森淳 (@a_katu) 2019年10月2日
しまった、この絵は「鷹」の字を間違えてる！ とても恥ずかしい、トホホ。それでも話を続けるけど、最近の日本人には、「木村鷹太郎だ！ 逃げろ！」と言いたくなる歴史観の持ち主が多すぎ製薬！ え？ 「木村鷹太郎って、だれよ」だって？ 簡単に言うと「世界の古代史の出来事は日本の出来事」みたいに言って、「世界の中心は日本」みたく主張していた戦前の人物だ。マー、「木村鷹太郎だ！ 逃げろ！」も、オレのツイッターのタイムラインにちょくちょく流れるネタではあるから、まだ捨てたもんじゃないのかも知れねえがな。
それはさておき、「木村鷹太郎だ！ 逃げろ！」と言いたくなる歴史観の持ち主だが、例えば「北海道で一億五千年前の縄文式土器が見つかった」から北海道はアイヌではなく日本人のものだと言ってた「ネトウヨ」とかな。一億五千年前って……、ウルトラマンの『悪魔はふたたび』に出てきた、アボラスとバニラを封じた三億五千年前のカプセルじゃないんだからさ。それを抜きにしても、縄文式土器はかつて「アイヌ式土器」と呼ばれていた事もあったから、その意味でも「前後ホコトン」ではあるのだが……。
と、書いていたら、だんだんむなしなって来たわ。ここ数年、いくらオレが何を言おうと、客観的な状況がよくなったためしはないんだからな。オレは何をすればいいんだ、時間はなくなっているし……。
