就労支援施設でアメコミの話題になったら、オレが例によって細かい事まで言い出し、相手から「ずいぶん詳しいんですね」と言われた。これは別に、偉くともなんともない！ ひとりで知識を蓄え続けた成れの果てだ！ マー、アメコミの話が出来る就労支援施設も、今通ってるところくらいだろうが。
オレは「濃い（オタク系の）知識が半端じゃないぞ！」と言われる事があるが、それが活きた事が少ない。このブログだって、そっちの知識が先行して、「普通の人」にはわけが分からない事になっているのではと、最近になって気づいた！ そりゃ、見てもらえる機会が減る。「普通の人」がどれだけ偉いんだよと言う、ヘンネジはあるが。
ブログに限らず、題名にも書いたように、上手く人と会話出来るにはどうすりゃいいのかも悩みどころではあるが。かつて芦田豊雄は、孤独な『月刊OUT』の読者からの手紙に、「卑屈になってまで友達になってもらう必要はありません、そのうち友達が出来ます」と返事した。オレもそれを心の支えに生きていた時期があったが……、長すぎたな。卑屈になったらなったで、もっと辛い人生が待っていたのは必定だが、話題をもっと広く持ってもよかった気がしたけど、話題を広げてもその話題に対し「ずいぶん詳しいんですね」と言われたろうな。どないせえっちうねん。
上手く人と会話する事に話を戻そう、オレはディスコミュニケーションと言うか、他人に酷い目に遭わされる事が多かったため、警戒心からコッチが話せる時には結構一方的に話してしまう。そこだけでも改善せんとな。「人の耳がふたつあるのは、話す二倍聞くため」なんて迷信は信じていないが、最近もうちょっと人の話を聞いた方がいい気はする……。
