京アニの事件、こうなる前に犯人を社会が救済できなかった事が悔やまれる。「犯人をかばう余地がない」と大声で叫ばれてしまう世の中がまだまだ辛いものだと痛感する。ワシはアニメが好きで、動画を見て感動して、アニメーションも作るしそういう漫画を描いていると同時に、精神疾患等の社会的
— 大童 澄瞳 SumitoOwara (@dennou319) 2019年7月20日
マイノリティの側もとても近いところで生きてきて、そういう人にも何人も触れ、今回の犯人像で報道にあるような前科と「疾患が認められた」という過去の情報を見るに、ひとまずその事実がどうあれ、ワシは辛くてたまらない。怒りはない。ひたすら悔しさ悲しさだけがある。他害に走ってしまう人が
— 大童 澄瞳 SumitoOwara (@dennou319) 2019年7月20日
事を起こす前に救われて、誰も傷つかない世界になる事を祈る。尊い宝がこんなにも犠牲になるなんてもう耐えられない。「ただ理由なく悪い人間」なんていないと知ってるが、悲劇の加害者が純粋な悪そのものだったどんなに心が楽か。誰も報われなかったこの事件が、憎悪ではなく慈愛によって社会が
— 大童 澄瞳 SumitoOwara (@dennou319) 2019年7月20日
回って行くきっかけになってくれるのであれば、少なくともワシ自身の悲しみはこれ以上深くならない。失われたものは全て戻ってこない。理不尽は犯人が生み出したものではなく、この世界に最初からある理不尽なのだ。ひたすら辛い。理不尽だ。京アニに限らず、あのシーンあのカットと思い浮かべるだけ
— 大童 澄瞳 SumitoOwara (@dennou319) 2019年7月20日
なんでこんなに悲しい気持ちにならなければいけないのか。素晴らしい動画を見てひたすら泣いて打ちのめされ、病いで死んでゆく人に泣いて、老いて死んでゆくことでさえ何度も泣いてきたというのにこんな形で破壊されるとは。ワシが言えるのは気持ちと少しの求めだけ。以上。
— 大童 澄瞳 SumitoOwara (@dennou319) 2019年7月20日
この一連のツイートを見る前に、京アニの事件の犯人に精神病歴があった事を知ったある会社が、社内に勤めていた精神病者を解雇したと言うツイート*1を見て相当げんなりしたが、こんな風に言ってくれる人がいるなら、まだオレも安心出来るかも。しかしなー、世の中は「気違いは抹殺されなければならない」と言った石堂淑朗みたいな奴がまだ幅を利かせているからなあ……。オレが最初に入った作業所の所長も、精神病を「どこか甘やかされた者がかかる」と言っていたくらいだし。腹立たしいが今のオレには何も出来ない! エエエ悔し悲しい情けない。オレのような精神障害者としては、こうまで世の中が薄情なのかと思う事がある一方、それでもまだ最初に挙げた一連のツイートなど、世の中捨てたもんじゃないと思わせる事もある。出来れば後者に目を向けて生きたいが、ところはそうがいかんのだっ! 石堂淑朗は既に死んだが、奴が賛同していた「つくる会」は分派したものの、まだしぶとく生き残っているし、そうでなくても石堂の劣化コピーみたいな奴がネット民にどれだけいることか! どうすりゃそんな奴らの妨害に負けず、「慈愛によって社会が回る」ように出来るんだ。前述のように、福祉の現場にも偏見が根差しているのではまだまだ遠い気がして。
それにしても、オレはどれだけ荒んだ環境にいたんだよと言いたくもなるが、繰り返すけど世の中捨てたもんじゃないところもあるんだから、あきらめるのはまだ早いか。ところで、これを書いている現在、別に悪い物を食べた覚えはないのに数日間下痢に悩まされている。事件のニュースで、神経性の下痢をやらかしたか。あの事件でもっと辛い思いをしている人はいるんだが、世界には理不尽があふれとるわい。
*1:いつの間にか消えたし、真偽も分からないが。