男オタクのマッチョイズムから脱落したが故の無意識なマッチョイズムへの執着は萌えエロと深い所で結び付いているのではないかなあ。フェミニストへの異常とも思える憎悪やミソジニーは叶わなかったマッチョイズムの裏返しだと考えると腑に落ちる。
— てつまよしとう (@godspeedtetsuma) 2019年6月20日
こういうことを考え始めたきっかけは今から思えば、その昔に銀座の画廊で行われた山本直樹さんのトークショーの後、少しだけお話させていただいたときに山本さんが開口一番「ねえ、なんでオタクって処女厨なの?」って聞かれたことです。その時は「何でですかねえ」としか言えませでしたね(^.^;
— てつまよしとう (@godspeedtetsuma) 2019年6月21日
続けて「彼らってマッチョだよね?何なの、あれは?」と聞かれましたが、それも答えられず恐縮するばかり。
— てつまよしとう (@godspeedtetsuma) 2019年6月21日
おそらく自分がキモオタなので質問されたのでしょうが、ようやく長い宿題が提出できました。
感覚的は誰しもが感じていることだと思いますが、一度きちんと言語化することで整理できました。
言われてみればと思わなくもないが、一方でこんな話も。
これ、これ、これこれまさにこれ。 pic.twitter.com/pz0waW4Kqq
— ただ生きたい人(虹オタのトロツキー) (@tadaikitaihito) 2019年6月17日
こういうものを、石原慎太郎やアグネス・チャンから守りたかったんだ。オタク文化全てを十把一絡げに権力で規制して、こういう物まで殺そうとする連中から。
— ただ生きたい人(虹オタのトロツキー) (@tadaikitaihito) 2019年6月17日
そんなわけで、最初に挙げたツイートに対し、こう言う視点からの疑問はある。と言うか、オレはゲーム誌の読者欄の投稿イラストをよく見ていた事を何度もこのブログで書いて来たが、そこは女性投稿者が活躍していた*1のよ! 兄貴の目があったからエロマンガ誌を買う事も出来なかった*2ので、男オタクの世界に入るのは、のちにゲーセン通いをするようになってからだし。だからオタクに男女の差がそんなにあるような気はしなかった。他にも、そう思った経験はあったけど、今は割愛する。だから逆に、ゲーム誌でのちに出てくるミソジニー臭い投稿や記事に戸惑ったもんだよ。
それはさておき、「マッチョイズムから脱落した故のマッチョイズムへの無意識な執着」はオレにもあるだろうが、それを言い出したら題名のとおり「いったい、どないせえっちうねん?」としか。マッチョイズムへの執着はあるかも知れないが、同時にミソジニーが気持ち悪いと思ってもいるオレとしては、最初に挙げたツイートは、無理難題を突きつけられているようで、辛い。と、言っても仕方がないのだが……。
そういやオレは、処女厨と言うわけではないな。フーゾクで童貞捨てられたくらいだから……って、そんなところ利用しながら処女厨な奴は、馬に食わせるほどいるだろうが! なんの釈明にもなっとらん! それでもオレは、処女でないと人間扱いもしないような処女厨ではないと言える。その辺は、「そんなことはしらん」と思っているしな。
と、ここまで書いて、オレは最近人の言う事に左右されすぎなんじゃないかと思えて来た。最初のツイートに限らず、いろんな事でだ。それだけ自分の言ってる事を信用出来ないところがあるんだが、それにしてからが「人に聞いてもらえてない」と言う不安のあらわれで、人を意識しすぎたかも。自分がどうしたいかを決めて動かんと、結局は何も出来んのと違うか? いや、それ以前に最初のツイートで言及された事だって、「人によるんじゃないの?」と言えばよかった気がする……。