走れ小心者 ARMADA はてなブログ版

克森淳のブログ。特にテーマもなくゆるゆると。

eスポーツ……ね

 令和最初の我がブログ記事だ、みな心して読むように。

 最近、eスポーツとやらがさかんで、広島でもイベントやら団体やらが立ち上がっている。しかしゲームマスコミがむかしから全然世間の偏見と戦おうとせず、結局ゲームマスコミは野球害毒論争の時の押川春浪安部磯雄にあたる人物を輩出しなかった*1のに、時代は変わるもんだぜ。ファミ通なんか平成のはじめ頃『ゲーム帝国』と言うコーナーで、ゲームに対する世間の偏見に対し、「今の30代以上には何を言っても無駄なので放っておこう」とまで言ってやがったぞ! いわゆる「don't turst over thirty」を意識して言ったのかも知れないが、みっともない逃げにしか見えん。お前らが戦っていればなあ、戦っていればなあ……。たとえば森昭雄がデカいツラする事はなかったろうし、そうなりゃオレだって最初に入った作業所の所長に、「ゲーム脳」を信じた妄説を聞かされる事もなかった! エエエ悔し悲しい情けない。あの腐れ所長の言うとおりにしたって、eスポーツの大会で優勝し、日本円にして2600万円もの賞金が手に入るようなチャンスはなし。だいたい「ゲーム脳」を信じている奴らが、ゲームやめたら2600万円くれるのかよ! すっげえ腹が立つ。

 eスポーツがさかんならいい事じゃんと言われそうだが、eスポーツも普通の*2スポーツ同様、やる種目(ゲーム)を絞りこんだり、金かけて日々トレーニングしたりしなければならんから、今からオレが斯界で活躍出来るわけじゃなし。さておき、このところのeスポーツ熱はどうにも引っかかるのだ。そりゃオレもeスポーツイベントの手伝いはしたけどさあ、むかしの事を考えると手放しで喜べんし、世間がいつまた手のひらを返すやらわからん! 前述のとおり、ゲームマスコミは全然あてにならんしなあ。今やファミ通はじめとするゲーム誌は衰退し、迷惑まとめサイトがデカいツラしているからなおのこと……。オレが悲観的すぎるのかも知れないが、悪ふざけや煽りばかりのゲームマスコミを思えば、心配したくもなるわ。それにオレは長年孤独だったし、家族に沈黙を強いられたし、何言っても味方が増えないし。そんなオレを尻目に、世間がeスポーツで盛り上がっているのを見ると、複雑な気持ちにもなりまさあ。またオレが世の中の流れから取り残されたようで、ねえ。

 最後に言うけど、今のeスポーツがさかんな状況がゲーム好きの地道な努力によってもたらされたとは思えないし、それがないと危ういのではないかと……。

*1:個人でゲームに対する偏見と戦った人たちもいたが、その中にはそれを後悔している人もいるし……。

*2:と言うのも語弊があるが、話の都合上便宜的に使った。