SNSなどで他人と気軽に繋がれるようになって、ひとり遊びやひとりで行動するのが苦手になって来た。絵を描くのも、「絵を通して社会と繋がりたい」と言う気持ちが強くなりすぎたのか、ひとり遊びとしての絵描きが辛くなってなあ。他にもSNSがさかんになって以来、むかしほどひとりで行動するのが上手くなくなって来ている。オレは友達少ないし金だってないから、基本行動はひとりのはずなのに、これでは……。
オレに限らず、スマホでSNSが出来るようになってから、人はひとりで行動するのが苦手になっているのではなかろうか？ 昨日この記事で、SNSが「電子の鎖」になっていると言ったが、それは相当深刻な問題だったのでは……。梶原一騎は「正義とは、こどくなものと知れ」と言ったが、今だとどんなおかしな主張にも、SNSでそこそこ支持者や共感する者が見つかるご時世だからなあ。そんな中、ツイッターでほとんどシカトされるオレはなんなんだ。それでもやり取りが出来る相手がいるけど、ツイッター以前から何らかの付き合いがある者がほとんどだしなあ。話をひとり遊びなどが苦手になっている事に戻そう、オレはSNSにより他人と繋がれるようになって、ひとり遊びよりSNSで他人の動向を追う方が楽しくなってしまっていた。絵もますますコミュニケーションの手段としての側面が強くなって、ただ描いて楽しいと言うのが薄れて行ってしまっている。いかんなあ……、絵を描いて楽しいと思う気持ちが小さいと、描くのがしんどくなるってのに。オレも「電子の鎖」に囚われてしまっていたのだな、もうちょっとひとり遊びに強くならなければ……。
