走れ小心者 ARMADA はてなブログ版

克森淳のブログ。特にテーマもなくゆるゆると。

またしても憎しみの矢が

 コチラに少し書いた、相模原の障害者施設での殺傷事件について。前にこのブログでこんな事書いていたオレが言うのもなんだが、この事件の容疑者もまた、カマヤンさん言うところの「必ず曲がって飛ぶ憎しみの矢」を放ってしまったのだろう。しかしなー、漏れ聞く容疑者像が、よく分からんとしか言えないのも事実だ。福祉の世界の暗部を隠したくて、容疑者を異常な奴と言う事にしたいのかも知れんが。

 それはさておき、5年前に「(自分も含む)全ての障害者を殺した方がいい」とまでオレが考えていたのも、憎しみの矢を放つ一歩手前の精神状態だったからだろう。悪いのは作業所のメンバーと言うより、それを支配して悦に入っていた腐れ所長だったのに。「(精神病は)どこか甘やかされた者がかかる」と言ったり、「ゲーム脳」を信じていたリ、『そこまで言って委員会』を面白いと言ったり、どうしようもない保守DQNジジイだったしなあ。あ、「最近の若者はつまらん」とも言っていたわ。麻雀なら満貫だ。ほっといても余命いくばくもないジジイだからと捨て置いていたが、こんなジジイが福祉の現場でデカいツラしている事と、相模原の事件を生んだ背景は、どこかで繋がっているように思えてならねえのだ。