走れ小心者 ARMADA はてなブログ版

克森淳のブログ。特にテーマもなくゆるゆると。

話は変わるが

「この世アレルギー」と言う「ともちゃんの初夢」よりムシのいい言葉と、それが実は思い込みかも知れないと気づきだして紅渡が呟いた「(ならば自分も)汚れた世の中に適応した人間なのか」と言う台詞で、『仮面ライダーキバ』にはおもちゃと殺陣(とそれに絡んだCGや怪人のデザイン)にしか興味持てなくなった(殺陣目当てで見るけど)。「汚れた世の中に対し、自分は清い存在だ」と言う考えはどうも好きになれん。「自分は敵と戦っているが、それはあくまで汚れ仕事だ」と自覚して世間から距離をとるか、独自の閾値で偏執的に悪に戦いを挑むパニッシャーやフランク=ミラーの描くバットマンみたいな奴なら話は分かるが……。だけど『仮面ライダー電王』の時も一月分見てから素直に面白いと思いだしたので、一年後の今頃は正反対な事を言ってるかも知れん。「意見が変わるのを進歩と言うんです」とは、上岡龍太郎の詭弁のひとつだが。