走れ小心者 ARMADA はてなブログ版

克森淳のブログ。特にテーマもなくゆるゆると。

過去の作品の価値

 上記ツイートで氷厘亭氷泉(以下、ひょーせん)氏が言っているのはレトロゲームについての話だが、流石はむかしの事を調べて調べて調べまくって、二冊も商業で著書を出された方や。「未来人すべては潜在的な客です」と言う点に、非常に同意せざるを得ない。高桑慎一郎も「アニメは、10年経てばみな新作」と言っていたしねえ。それは引用リプで、ひょーせん氏にも言ったけど。そう、過去の作品は未来人が客になる可能性があるのだ。そう言えば吉田戦車氏も『仮面ライダー響鬼』の路線変更に苦言を呈した時「(今)オモチャが売れてないからと言って、作品自体が長い目で見て財産になる場合だってあるでしょ。DVDとかで」と言っていたっけ。それも、ひょーせん氏の言葉に通じるものがあるな。

 ……と、書いてから放置していたが、ひょーせん氏の言葉は「何かの作品に触れた事のない人は、触れた事のある人より圧倒的に多い」と言う事実を浮き彫りにしちゃってるなと気付き、加筆する事にした。未来人に限らず、今まで触れた事のない人も含め潜在的な客なわけで……。今は作品数が多いし、そこからこれと言ったものを見付け出す*1のも、至難の業になっている気はするけど。過去の作品の価値から話が外れつつあるので、この記事ここまで。創作者として「潜在的な客」を発掘する事について話したくなったが、それは別の機会に。

*1:創作者の立場からすれば、見付けてもらう。