オレのマンガ道「失速脱輪」編は、今回で最終回だ。創作へのモチベーションが落ちたり「オレは世間から嫌われている」と言う被害妄想が出たりでドン底だった精神状態も回復したので、これ以上引っ張るわけにもいかんし。ただ、今回の件は「これからも、あるこっちゃ」なんで、注意せんといかんが……。立ち直る過程で対策は出来たものの、それが次に通用するかは分からん。創作へのモチベーションの急落と「オレは世間から嫌われている」と言う被害妄想に悩まされるのとが、同時に襲って来るのは滅多にないだろうけど。
被害妄想は精神の薬の効能でなんとかなってるとして、オレ自身の創作へのモチベーションの急落ですよ。いろいろ思い当たるフシはあったけど、逐一書くまでもない。例によって、そのどれが決定的な理由かは分からんもの。創作者の端くれとしての矜持がぐらつくくらい、精神的に参っていたのが大きい気はするが。「オレは世間から嫌われている」と言う被害妄想のせいで……。何がきっかけでそう思ったのかは分からんが、難儀な。「オレは世間から嫌われている」と言うのが被害妄想だとしても、実際手酷く嫌われたり殺されかかったりして、恐怖に怯えていたのも事実だ。それを克服するために、必死こいて創作していたはずが……。まあいい、この辺引っ張りたいわけじゃないし。
前にオレにとっての創作は「生きるための杖」みたく言った事があったけど、今回それを手放しそうになるくらい落ち込んでいた。気の迷いは怖いね。サブカルビジネスセンターのツイッターで連載中の『ちくワワ』が、もうすぐ連載一周年を迎えるなど、創作において落ち込んでられない事はあるのに何をと思うが、世間から植え付けられた恐怖はかくも根深いのか……。そこを克服出来んと、今後も創作に悪影響が出るかも知れない。
(終わり)