オレは女性から愛される事はない、悲しい話だが。女性への幻想がいい意味で薄らいだと思ったら、自分は決して魅力的な人間じゃないと言う現実が……。外見がホーマー・シンプソンそっくりで金もないおっさんを、誰が相手にしますかってもんよ。書いていたら、ますます悲しなって来たわ。マー、そんな悲しい野郎を慰めるために、世の中にはいろんなモノや事があるんだが……。世間の「価値観のアップデート」を叫ぶ連中は、それすら許さないみたいなんで、腹立たしいけど。そこをいじり出すと、話が収拾つかなくなるので、今回はこれ以上言わんぞ。
とは言え、愛されない悲しみを二次元で慰めて悪いかよと、こぼしたくはなるのが人情ってやつで。オレの場合、人様の描いたものより自分で描く事が増えたが。第一に他人の作品を探すのが面倒になったのと、第二に自分が望む愛され方は自分で描いた方が早いのとで。第二はともかく第一は問題だ、描くための入力が弱くなってるって話でもあるしなあ。あるいは、現実に女性を愛する事を含めて、他人への恐れから行動出来なくなっているのかなあ? 今さらどうにもならねえけどな。こんな話をするのは、21年前オレを強請っていたDQNカップルが夢に出て、げんなりしているからだ。カップルの女に惚れたばっかりに、さんざんな目に遭ったよ! そんな連中が夢に出て、げんなりして愚痴を……。21年前の失敗から、オレは女運が悪いと恋愛関係あきらめたはずが、あきらめた反動が最近になってドカンと。待っているのは孤独死ともなれば、そりゃ悲しくもなるわい。「ひとりに慣れた」と思っていたけど、実はそうじゃなかった! 長いこと、ひとりでいるしかなかっただけだ……。
これ以上書くと、世の中に対する恨みつらみが爆発して取り返しつかん事になりそうだ。しかし、オレは疲れたんだよ! ひとりでいるのに。自分を取り巻く現実の厳しさが、あまりに重くのしかかって……。