上図は、今朝練習がてら描いた絵だ。ツイッターで出したら、わりと見てもらえたり「いいね」が付いたり……。ありがたいこっちゃ。実はこのキャラ、山咲梅太郎氏の問題作『イノセント』のヒロイン「竹村菜々」なんだわ。しかし作中の菜々と違って、どこか「お姉さん」っぽい。なんでよ。たぶん表情に包容力みたいなものを感じたからだろう、他に考えられん。
それにしてもオレは最近、絵に集中している気がする。絵に関するトラウマが落ちた事が、その大きな原動力だ。なんでトラウマが落ちたかと言うと、以前友人から、むかし作った同人誌に描いた絵を「可愛い」と言われたんじゃ。その同人誌が元で、親父からさんざん「描く事」について悪し様に言われたので、長らく萎縮していたのよ。そのトラウマが猿丸太夫のサラリと去って、気が楽になったのは事実。ありがたい話だ。「可愛い」と言われた絵は、今となってはセンシティブな類いのものなので、ここに挙げる事は出来んけども。また、トラウマが落ちた事で心の機動力が上がったのは感じている。しかし24年もの間、親父からの呪いに苦しめられていたのかよ。なんてこったいオリーブ。もっと早く呪いを解きトラウマを落とし、絵やマンガを描いておればと思うが、それは欲か「たられば」と言うもの。オレは親父に負けず「描く事」を続けていたので、今日まで生きて来られた。それだけでも、たいしたもんじゃねえか。
とか書いている間に、ツイッターで上図に「いいね」がまた付いた。ありがたい、ありがたい。