走れ小心者 ARMADA はてなブログ版

克森淳のブログ。特にテーマもなくゆるゆると。

今日はネットで発言しないつもりだったが

 今日はもうネットで発言しないつもりだったが、ふと思い出した事をひとりごちてみる。

 これは以前も書いたかも知れないが、1988年の後半にSNKのゲームキャラ「アテナ」のイラストが、ゲーム誌の投稿欄から激減して行った。それはすごくさみしかったが「ゲーム誌も商売だし、仮に投稿人にクレクレねだっても、向こうがそうする義理はないな」とも思った。この時すぐに自分でアテナを描いていれば、その後もう少しいい出目があったかも知れない。それが悔やまれて、辛くなった。マー、あきらめきるとか無差別に「クレクレ」とねだるとかしていたら、そっちはそっちで恐ろしい結果になっていたろうな。

 と言うか、自分がやりたい事に正直になるまで、オレはいろいろ不幸を招いていた! 余計に悲しくなるので不幸の内容はいちいち書きやしないけど、思い出すと苦しいのも事実で。「今、絵が描けるんだから、いいじゃないかね!」と言われても、スタートダッシュの失敗がこたえていて……。しかも今は世の中の状況が、やたらに悪くなってるし。とは言え、あまり過去の自分を責めても、当時の自分に余計な重荷を背負わすだけだが。だからこそ、時にやり場のない悲しみや苦しみが出るんだがな。今がそうだ。だからこうして、繰り言を承知で愚痴をこぼすんじゃねえかよ……。

 しかしあの頃の無念は、だいぶ晴れた気になっていたが、まだくすぶっていたか……。無念はこの先、一生抱える事になるだろうが、よく考えたらその無念は「絵を描く事」に無理解な周囲によって、植え付けられたんじゃないか? 何故そう思うかはさておき、ならば自分を責めるこたあないな。そう書いたらホッとした、やれやれだぜ。