くそっ、しばらく特撮について語るまいと思っていたのに、以前こんなツイートをしてしまった。仕方ないので、特撮話を解禁する。
#ゼンカイジャー 見たが、少しずつ五人が集結していく作劇はいいとして、今YouTubeで配信しているゴレンジャーの1話目の方が面白かったぞ。一話完結でなく、一年間全体を連続劇として見せるなら話は違うけど……。
— 克森淳(a.k.a.新豊玉三郎) (@a_katu) 2021年3月7日
なんでゴレンジャーの方が面白かったのか考えたが、まずパイオニアたるゴレンジャーと、そのバリエーションたるゼンカイジャーの差と言うものもあろうが、ゼンカイジャー1話冒頭の、それまでのスーパー戦隊のいる並行世界*1が敵の「トジルギア」と言うガジェットに閉じ込められるシーンが嫌だったのかも知れない。そこをとば口に思ったのが、題名に書いた事である。かつてのヒーローが別の作品に客演する事に否定的な言葉は、島本和彦の『ワンダービット』と言う作品で見たが、最初は「それはないんじゃ……」と思っていた。しかし、ヒーローものがシリーズ化すると、ヒーローを傷つける傾向があると知ってから、そう言うところを島本は嫌がっていたのかもと考えたりした。また、複数のヒーロー*2を同じ作品に出すクロスオーバーは、ワリを食う者も出て来る時が。アメコミのクロスオーバーがいい例……。そんなこんなで、クロスオーバーや客演に否定的な意見・見解にも一理ある気がして。
してみるとスパロボやアジト3のような「自分である程度活躍するヒーローを選べる」ゲームの方が、クロスオーバーとしてはまだいいのかも知れん。と、書いたはいいが、この先の話をどうしたものか……。なんにも思いつかない。とりあえず、10年経っても雰囲気の変わらないバスコ・タ・ジョロキア役の細貝圭はすげーなと。ゼンカイジャーの映画に出るそうだが、ちょっとYouTubeで予告見たので。