走れ小心者 ARMADA はてなブログ版

克森淳のブログ。特にテーマもなくゆるゆると。

自分の出来る事がある幸せ

 サブカルビジネスセンター(以下、SBC)では、なんのかんのとオレに出来る事、任される事があるのがありがたい。24年前、殺されかかった勤め先とはえらい違いや。と言うか、長年環境が悪すぎて萎縮していたのだ。殺されかかった勤め先だけじゃなく、他のところでも何をやっても上手くいかず……。おまけに悪い奴に目を付けられたりして、苦しい思いをする事が多かったし。正直言うとSBCに入る直前までの数年間、何度か自殺を考えましたからね。オレの事を心配してくれる人たちがいたので、踏みとどまれたけど。SBCに入ってから、自分の能力と言うものがキチンとあった事に気づけて、だいぶ精神的に安定したし。能力至上主義でもないけど、それまでの職場で無能として冷や飯食わされていた時と違って、自分の出来る事がある幸せを嚙みしめたらそりゃ。

 と、書いたあと「オレが仮に親父の言うように絵を描く事に見切りをつけても、ひたすらバカにされて生きるしかなかったろうな」と書こうとしたが、そう思ったら気が滅入って来た。いかんいかん、こう言うところから持病が重くなるんだ。と言うか、親父はじめ世間のDQNに苦しめられて来た期間が、オレを歪ませてる。そんな事を思い出すなとは言えんけど、振り回されてもな。それに、今までにない面白そうな事をするために、SBCに入ったんやないか。そこで自分の出来る事があったんだから、もっと素直に喜べよ。

 オレが生きて来た環境があまりにも粗暴すぎて、そのため自分の命や価値を軽視していたので、正直今の状況の良さに戸惑っているのはある。しかしそれでは、いろいろ台無しだ。題名に書いた「自分の出来る事がある幸せ」を噛みしめないと。