今日からブログに復帰する。さて、中川いさみの『クマのプー太郎』に「自主規制じいさん」と言うのが出た事がある。雑誌のエログラビアを見ながら「あ~、まずい! こりゃ、わしのためにならん!」と言いつつ、マジックで修正をし続けるじいさんだ。これが世の自主規制を皮肉ったものかどうかは知らんが、オレも「自主規制じいさん」になりつつあった! 自分の嫌いなものばかり見て、無意味な文句を言ってたのではないかと。それくらいなら、自分の好きなものを見聞きしたり、やりたい事をやった方がずっといい。現実の「自主規制じいさん」の一例として、下記の連続ツイートを上げる。
個人的には、自身の不全感を呪う「ツイフェミ」よりも、都合よく「女性の味方」ぶって自身の差別性を隠蔽する「フェミ騎士」のほうが悪質度が高いと思う。
— 山本夜羽音♋️マルクスガール・オルタネイティヴ執筆中 (@johanne_DOXA) 2021年2月1日
かつてのメンズリブ大会で出会った「プロフェミニズム」の流派。
結局、「女の味方」ぶって男を糾弾することで「男の宿痾」から目を背けるのだ。
かつて宝塚で開催された「メンズリブ大会」で、「24時間6台のビデオをフル稼働して女性差別的CMをチェックして摘発しています!」って男性の報告を聞いて一言「その労力で【男女平等なCM】を取り上げて表彰したらどうですか?」って提案したら、顔真っ赤にして固まってた。そのレベルだって知ってる。
— 山本夜羽音♋️マルクスガール・オルタネイティヴ執筆中 (@johanne_DOXA) 2021年2月1日
実は、僕らが警戒し批判してる「ポリコレ勢」の知恵や認識なんてそのレベルなのだ。恐れることはない。
— 山本夜羽音♋️マルクスガール・オルタネイティヴ執筆中 (@johanne_DOXA) 2021年2月1日
大事なのは、性差や人種で差別されることのない、機会が均等な社会を作っていくことなんだ。
上から二番目のツイートにある「24時間6台のビデオをフル稼働して、女性差別的CMを探す」男性もまた、自分の嫌いなものを探すあまり「自主規制じいさん」になっちまったのではと……。このツイートを見て、いろいろふっ切れたので、下記のようなツイートを。
オレは嫌なものの方ばかり見て、好きなものや、やりたい事の方を向いていなかった。人生の残り時間も少ないんだから、そんなこっちゃいかん。考え直さねば……。
— 克森淳(a.k.a.新豊玉三郎) (@a_katu) 2021年2月2日
最近は好きなものを見聞きしたり、やりたい事をしたりしてる時でも、嫌なものを意識して集中出来てなかったのは否定出来ん。考え直さんとねー。上記ツイートにも書いたけど、オレが生きてられる時間は少なくなってるんだしさー。あと、下記記事などで書いたオレが周囲から責められてるような気になっていたのも、世の中が嫌なものだらけに見えていた*1のと関係ありそうだ。
とにもかくにも、出来るだけ好きなものの方を見たいモンタナ。
*1:当然、そんな事はない!