走れ小心者 ARMADA はてなブログ版

克森淳のブログ。特にテーマもなくゆるゆると。

るんちゃっ、るんちゃっ

 題名に意味はない。現実を見たくないから、無意味なフレーズを書きたくなっただけだ。よみうりランド、スキー場! ……言うな、無意味なフレーズを書きたくなっただけだ。……って、なんで「無意味なフレーズを書きたくなっただけだ」を繰り返すのか!? それだけ現実を見たくないんでしょうねえ。

 話を変えよう、オレは自分の描きたい絵をよりよく描けるよう模索していたが、サブカルビジネスセンター(以下、SBC)でCLIP STUDIO PAINTを学ぶ事で、若干よくなった。自分の伸びしろがまだあったのに、驚きである。と言うか、どんだけ何も考えずに描いていたんだオレは。Adobe製品みたいなノウハウの蓄積がないペイントグラフィックで描き続けていたのもあるけど、最大の問題は、絵を描く事での交流が少なかった事だろう。してみると、SBC様さまである。SBCに入る以前の絵についての交流の少なさ*1は、オレ自身の偏屈さやコミュニケーション能力の弱さが原因だろう。なんてこったいオリーブ。そりゃ広島でも、絵を描く知り合いとかいたんですよ。しかしみんな、絵を描くのをやめたり、音信不通になっちまったり……、正直さみしかった。広島の同人イベントでは、描く者に巡り会えるチャンスもなくなったし。広島最大の同人イベントが、ペンダントなどの自作アクセサリーを頒布する者が多くなってねえ。今年はコロナウイルスのせいで中止になったり、いろいろあるし……。

 コロナウイルスと言えば、それによる東京のコミケ中止などのせいで、多くの同人作家の創作意欲が落ちてると言う。確かに「締め切りが、あると描けない。ないと描かない」と言いますしな。オレは同人イベントにサークルとして参加出来なくなって久しいが、描きたいものはある。けど、前述のように締め切りがない状態で作品を描くと言うのは、すっげえ気力と根性がいる。一回、締め切りがないマンガ描きをやりとげたが、とても苦しかった。それでも、コロナウイルスの危機が去った時のため、やらんといかんのかも。ふたたび同人サークルとしてイベントに参加するつもりはないが、自分の描いたものをネットなりなんなりに遺すためにね。ネットで「無料で」見てもらう方が、頒価を付けてイベントで頒布するより広く見てもらえるみたいだし。根拠はpixivにおける、マンガの閲覧数。イベントで捌けた本との差を見て、イベントをあきらめようと思ったんだよ。だいたい、イベントに出る金がない。それは祭りへの参加費みたいなもんだろうけど、出す余裕が……。ずいぶんシケた話になったけど、オレは同人作家として返り咲きたい気持ちはある。だからSBCに入って、いろいろやってるんじゃねえかよ。あと、pixivでの交流も活発にしないと。前述のように、コミュニケーション能力が弱いから絵を描いてアピールしてたけど、毎度絵をブクマしてくれる人に声をかけんと失礼な気もして。

 そうそう、オレが「絵を通して社会と繋がりたい」と思ったのは、絵を見る限りはそれが何の誰兵衛の描いたものか追及はされまいと思ったのもある。ネット時代で、そこは瓦解したが。自分の見せたいところだけ見せて、人や社会と繋がりたいと言うのも身勝手かも知れん。しかし、オレは自分の一から十までを人に見せるのは嫌だったんだよ。見せられるような人生でもなかったしな。前述のように、ネット時代になって絵描きの人となりみたいなものも筒抜けになりがちではあるが、まだ絵がオレの身を守る心の壁になってはいる。心の壁、ブロックくずし。謎の壁だって。

*1:特に地元広島において!