オレはマイナー作品やメジャー作品の中のマイナーなネタに言及していたが、それはかつての唐沢俊一と同じく「オレはお前らとは違うんだ、バーカ」とマウント取ってるだけな気がして来た。覚えてる事がそう言うのなのは致し方ないとしても、それでマウント取るのはやめよっかなあ……。いや待て、唐沢俊一は中学生だったかの頃に図書委員で「図書室ではSFや探偵小説ばかり借りられているが、もっとちゃんとした本を読もう」とか言ったにもかかわらず、自分もSFや探偵小説を読み耽っていたような奴だぞ! オレと一緒にしたら、オレがかわいそうだ。それに、マウンティングだのマンスプレイニングだのと言う言葉も「人に物を伝える」事への妨げになっちゃいかんだろ。あるいは、オレが自分の物言いが大嫌いなだけかも知れんが……。そう、オレは自分の物言いが嫌になる時が増えた。何言っても話が広がらねえし、じゃあどうすればいいかも分からないでいたし、結果自分の物言いが嫌いになって、人に物を伝えるのが辛く……。なんてこった。
だが、オレはどうすりゃいいのか。話は伝わらない、聞いてくれる者自体少ない、これらの改善策も分からない……。だから「どうすりゃいいのか」と言ったんじゃねえかっ! ……自分に言い返してどうする。いっそのこと、死のうか。生きている限り何か言いたくなる以上、永遠に沈黙するには死ぬしかねえし……って、そこまでする事はねえか。と言うか、最近オレは自分の言い分を黙っていようとする悪い癖がついた。その最たるものが「自分の物言いが嫌」になる事なんだが。黙っていたって、状況が改善する事はないだろうに……。あるいはツイッターで疲弊して、おかしくなったんでしょうなあ……。四六時中罵声が飛び交うところをのぞいていれば、まあねえ。反対に、ツイッターで何か言って、それだけで何かやったような顔をするようにもなりたくないけど。