去年の今頃は、サブカルビジネスセンターで必死になってAdobeのイラストレータを学んだり、前途を開こうとしてたなあ。それが今やどうだい、コロナウイルス禍で、どこもかしこも不景気な話ばかりだ。去年はよかった、オレが人生でようやくいい出目を見そうな気配があったのに。新型コロナウイルスが蔓延して、希望もなんもかんも打ち砕かれたわー！ もう、絶望しかない。ウイルスの病毒もさることながら、それに対応する政府の他人事感！ 泣けて来るぜ。
これはオレの例によっての根拠のない悲観論だが、コロナウイルスが終息なり収束なりしたあと世界は否応なしに変容するが、日本は相当グロテスクな方向に変容するのではないかと。前から言うように「面白い事をやっちゃいけないような世の中」とかな。これでいつもの……あるいはいつも以上にはなやかな日本になったら、オレのバカのはじまりはじまり。明日まで飯が食えん状況で気が滅入りまくっているから、考えは酷い方酷い方へと。もし飯が食えていたら、こうまで落ち込みもしなかったろうが。そう、なんらかの形でささやかな希望でもあれば、人はすさんだりしない。オレとは違うが、政府からの休業補償を得られない業界の皆さんも似たようなもんだろう。先が見えない中、どうしたもんだろうと思案投げ首しつつ生きる者に、政権与党もその金魚のフンも薄情すぎる！ 腹立たしいのう。あいつらこそ、地獄を見ればいいのに。
