4年前こんな記事を書いたが、こないだサブカルビジネスセンターでツイッターについて話していた時「あそこは140文字の2ちゃんねるだ!」と言って、講師に「上手い事言いますね」と言われた。しかし実は、かつての2ちゃんねるより性質が悪いかも知れない。理由は、以下に述べる。
まず、近年のネット端末がスマホに集中している事。このせいで、ツイッターに四六時中毒される者数知れず! これにより「しつこい暇人」の天下になったも同然だ。
次いで、「キリがない」事。2ちゃんねるはひとつのスレ*1で書き込み出来るのは1000と決まっており、それが近づいて来たらスレの存続はスレ住人の「暗黙の了解」みたいなもので決められる事が多かったが、ツイッターにはそれがない。加えて前述の「しつこい暇人」が粘着すればどうなるか……。
かつての2ちゃんねるをたまり場にする*2ネット民が行儀良いとは決して言えないが、ツイッターにたむろしている「しつこい暇人」よりは対処しやすかったのかもな。オレもあわや「しつこい暇人」になるところだったが、サブカルビジネスセンターに行く事で絵やマンガを描いたりパソコンを学んだり出来て、ツイッターから離れる時間を持てたのはよかった。加えて昨今コロナウイルス関係の話があまりに酷くて、先週はツイッターからますます離れた。それが功を奏し、自宅で趣味の絵を描く時間が増えた。3日に30年来の友人から連絡があったので、それには返信したけど……。
あと、しょうもない事を思いついた時、すぐにツイート出来るのがスマホ時代のツイッターの最大の利点*3だと付け加えて、この記事を終えようとしたが、さらに以下の部分を書き加えた。
あるツイッターのマニュアル本には「白昼の往来で大声で言えないような事はつぶやかない方が無難」とあったが、「ほれたーれ、めめまー!」とか言い出すのってどうなんだろう?
— 克森淳(a.k.a.新豊玉三郎) (@a_katu) 2011年4月24日
これは、9年前のツイートである。「白昼の往来で大声で言えないような事はつぶやかない方が無難」……か。今やみんな、そんな事守っちゃいねえ! あ~あ~。
過去ログをある程度遡る手段を*4見つけ、時折自分の過去ログを遡っているんだが、見ていて悲しくなって来た。オレはオレで、こんな事言ってたし。
司馬江漢が厭世観からニセの死亡告知を出したのも、今では頷ける。嗚呼。
— 克森淳(a.k.a.新豊玉三郎) (@a_katu) 2011年1月5日
やる気がありましぇーんカムバック。
— 克森淳(a.k.a.新豊玉三郎) (@a_katu) 2011年2月8日
挙句の果てに、東日本大震災の年にこれだよ!
今年こそ日本が、物理的に滅亡しますように。
— 克森淳(a.k.a.新豊玉三郎) (@a_katu) 2011年1月1日
このツイートが地震を呼んだとは思わんが、当時人間関係で参っていたとは言え、これはないだろう? オレ……。しかし、その地震を契機に、否応なく世の中は変わった。コロナウイルス禍を乗り切ったあと*5も、変わるんだろうが、オレにはいい予感はしない。日本が、経済的に死ぬ予感しかないので。その予感が外れてくれりゃいいけど、期待は出来ない……。それはおいといて、ツイッターですよ。「白昼の往来で大声で言えないような事はつぶやかない方が無難」が、なぜ失われたのか? 前述の東日本大震災が大きいけど、徐々に「140文字の2ちゃんねる」化していたんでしょうなあ……。トホホ。