走れ小心者 ARMADA はてなブログ版

克森淳のブログ。特にテーマもなくゆるゆると。

抱かなくていい自己嫌悪

 このツイートをした時には「オタク趣味以外の事の不得手ぶり」に嫌気がさしていたんだが、それはもしかしたら抱かなくていい自己嫌悪だったのかもと……。内省は大切だが、際限なく自分を責めるんなら、見直したほうがいいよな。途中まで書いてどうにも結論が見えずに消した記事で、「オタク趣味以外の事」としてアウトドアの知識や車の運転を例としたが、車の運転が出来るオタクなんてザラな気がして来た。と言うか、前述のように、オレがあまりに卑屈なんだよ。いつも誰かに責められている気がするだけでなく、自分で自分を責めてちゃ世話ねえや。

 なんでオレが、こんなに自分を責めなきゃならんのか? 人生でロクな事が少なかったからだ。繰り言になるから詳しくは言わんけど、家族に責められ、家族以外の話し相手を求めて引っかかった宗教に責められ、勤め先で殺されかけ、転職しても男子中学生にバカにされ……。書いてて悲しなって来たわ。おまけに中学時代の、ヤンキーに支配された学年の空気や価値観を、まだ克服しきってないし。これで相当卑屈になっちまった、おまけにファミ通のオタク全般に対するdisだ! ちくしょう。ギャーッ! 火の用心だよーっ! ……自分でも何書いてるか分からなくなって来た、話を少し戻そう。オレが自分を責める事はないのに、なんでこう……。だいたい、オレは「オタク趣味以外の引き出し」が、まるでないわけでもあるまい。器用貧乏なところがあるだけで……。「中学時代の、ヤンキーに支配された学年の空気や価値観」にしても、むしろ「田舎のマチズモ」と言う方がいいかも知れんし。「田舎のマチズモ」がいやでも、呉はおろか家庭から逃げ出す事すら出来んかったばっかりに、長年苦しめられる破目になったんだけど。

 なんだかますますこんがらがって来たが、「オタク趣味以外の引き出し」があろうとなかろうと現状では結婚出来んと思ってから頭をもたげた自己嫌悪を克服したくて、こんな文章を。結婚出来ようと出来まいと、際限なく自分を責めるのはやめよう。マー、好き好んで責めてるわけじゃなく、希死念慮と自己嫌悪と孤立感が後押ししているんだけどね。