こんな題名だが、別に相撲の話をするつもりはない。足乱乱(たりらりらん)なんて力士、今のところおらんし。
ところで、いささか旧聞に属するが、『表現の不自由展』を巡って、まだまだいろんな奴がいろんな事を言っている。貞本義行と岸田メルまでも、おかしな事を言ったし。それを受けてオレはこんなツイートをした。
貞本義行も岸田メルも、アホやがな。どんな民族でもどんな思想の持ち主でも、自分の作品を愛してくれる者には頭を下げるのが絵描きってもんやろ。これ以上オタクの評判を落とされてたまるかい。さあみんな、ハヒフヘホを唱えよう!
— 克森淳 (@a_katu) 2019年8月9日
水木しげるネタ入れているが、偽らざる気持ちである。韓国でも作品*1が愛されている貞本義行は、自分で自分の首を締めているとしか。貞本の元発言は、追いかける気になれんかったのでRTもいいねもしとらんが、岸田メルの発言は下記ツイートがリンクしているブログ記事から追える。
表現する側の人たちが、税金の使い道云々を言い出したのには驚いた。この3人の発言は覚えておく / “アートを批判するために「俺様は納税者だぞ」と言い出すダサい人々 - メカニカル鉛筆” https://t.co/4g0spHnjS3
— 加野瀬未友 (@kanose) 2019年8月5日
岸田メルより、中村佑介の名前を出した方がよかったかなあ? それはともかく、オレよりずっと腕っこきの絵描きが、こうまでアホをさらしていると、げんなりするしかない。オレは何を愛していたんだろうとさえ。いや、今から新しく作り直せばいいのかも知れん。あいつはダメだ、こいつはダメだと言うのは簡単だが、そのあとどうするかだわな……。しかるに、ツイッターで「リベラル」だとか「左派」だとかを気取っている者は、そこら辺が極めてうすら寒い。それを思うとげんなりして死にたくなる。なのでこないだGoogleアシスタントに「死にたい」と言ったら、なぐさめてくれたぞ。それを聞いて少しホッとしたわ。ツイッターの「リベラル」や「左派」には、そんな力もないんかい? ……話を戻して、『表現の不自由展』問題は、こう言う事なんだろうなと。
今回の問題の核心は芸術や表現の自由ではなく、歴史修正主義、そしてその基盤である朝鮮蔑視=レイシズムにあるということが改めて明白になりましたね。https://t.co/wNOPcYKZyb
— deadletter (@deadletterjp) 2019年8月9日
うーん、レイシズムが広まったと見るべきか、潜在的にあったそれが、近年ネットで顕在化したと見るべきか。潜在的うんぬんと言うのは、メディアでおおっぴらに言えるような事ではなかったが、存在していたと言うのが近いか……。いずれにしても、げんなりする話だけど。
*1:と、彼がデザインしたキャラ。