走れ小心者 ARMADA はてなブログ版

克森淳のブログ。特にテーマもなくゆるゆると。

絵を描いていてあった、いい事悪い事

 約29年と言う長い間絵を描いていて、いろいろいい事も悪い事もあった。悪い事から書くと、けなされる。2ちゃんねるでけなされ、オレの掲示板でけなされ、酷い時には同人DLショップのオレに直接届く感想でけなされ。最後のはかなりげんなりした。わざわざオレの同人CG集を買って、ケチつけに来たんだぜ。その金で他の上手い人の同人ソフト買えばよかろう。あと、兄貴からは何かっちゃあ「もう描くな」と言われ、親父からも「見切りをつけろ、見切りをつけろ」と言われ……。むかし引っかかった宗教の信者も、いい顔はしなかった。「ハルマゲドンを生き残って、楽園に入ってから描いたら?」ですと。その時「今描きてーんだよ、オレは!」と、言えていたらどんなにか……。そんなにオレが絵を描く事に反対かお前ら。くそっ!

 反対にいい事は、まず褒められる事だ。特にpixivをやるようになって、評価される事が今までより増えたし。それ以前から褒めてくれる人はいたけど、見てもらえるチャンスが段違いになったので。海外のpixivユーザーからも褒められたし。それに褒められる事で、「絵を通して社会と繋がりたい」と言う気持ちを充足させる事が出来る。そして何より、自分の考えた世界を紙やディスプレイに浮かび上がらせる事が出来る。この醍醐味がたまらない。欲を言えば、その世界を共有出来る相手がもっといればねえ。かつていた絵描き仲間も、疎遠になるか音信不通になるかで、縁が切れたのが多いし。絵描きとしても、孤立しているな。トホホ。いかん、絵を描いていてあったいい事を挙げるはずが、また愚痴になってしまった。

 うーん、絵描き仲間を増やしたいとかねがね思っていたが、pixivユーザーの大多数がROM専だったりするから、「描かないけど見ている」人に支えてもらう事も考えた方がいいのかしら。パオロ・マッツァリーノさんが、「百人の友達を作るより、千人の他人と会話出来る方が大事」っつーてたのと近いんだけど。それはそれとして、絵描き仲間が増えんかな。pixivでマメに気に入った人に、感想を送るとかするところからはじめるとか。しかし一度メッセージを送っても、返事がなかった事もあったしなあ。あるいは他の人のオリキャラを描いて、アピールするとか。この辺、また答えが出ないままに終わる。