走れ小心者 ARMADA はてなブログ版

克森淳のブログ。特にテーマもなくゆるゆると。

送ってくれるのはありがたい話だ

 先日発表した36話で充電期間に入った拙作『ちくワワ』だが、サブカルビジネスセンター(以下、サブカルBC)の利用者が感想のリプを飛ばしてくれた。その利用者は何度か「マンガに使ってくれ」と、いろんなキャラをリプライで送って来た利用者でもある。全く感想がないよりは遥かにありがたい話なんだが、使ってくれと送って来たキャラがちくワワの世界観に合っておらず、これまでもそのままでは使えなかった。たとえば36話に出てきた教頭「ブタナマズ」は送って来たのを使用した奴だが、外見などをかなりアレンジしてある。キン肉マンの公募された超人みたいな話だ。いえね、キン肉マンの超人も、公募から似たようなアレンジを経て採用され、名キャラ入りしたのがいくつか。

 とは言うものの、こちらにも使う上での限界と言うものがある。やれ、どうしたものか。しかし近年のウルトラマン*1をデザインした後藤正行氏みたいに「もう送って来るな」と、言いきるわけには行かない。後藤氏の場合は京アニ放火犯みたいなのに絡まれたくない故の宣言*2だから、オレと事情が違うしねえ。知り合いが「こう言うの、どうだろう」と言ってくるレベルの話を無下に出来るほど、オレは冷たくない。マー、ちくワワはしばらく描けないから、充電期間中*3に考えればよいわ。

 しかし、何があそこまで彼が感想やキャラを送るよう駆り立てたんだろう? それだけの底力が拙作にあったなら、素直に喜んだ方がいいのかも知れない。これは完全に欲だが、彼くらい熱心な感想リプがあと10人くらいから届いたら、サブカルBCのスタッフを驚かせられたろうに。マー、同じくサブカルBCのツイッターで連載されていた別の利用者の作品『チョコどりさん』シリーズ*4がそこまでは行かなかったくらいだから、拙作ではトテモトテモ。

 話をちょっと戻すが、よく考えたら拙作に「建設的な」感想をもらうのは、この数年の事なんだよな。それは当然、作品を頻繁に描くようになったからだけど、そのきっかけはサブカルBCなわけで。そこは感謝してもしきれないので、いずれ作品でサブカルBCに恩返しがしたいな。よし、まとまった!

*1:たとえば、今年のウルトラマンブレーザー

*2:後藤氏の元にも、オリジナルのウルトラマンや怪獣のデザインがいろいろ送られていたとか。

*3:いつまでとは決めてないが。

*4:ハッキリ言って、オレのマンガより出来がいい!