くそー、気晴らしに冗談まみれの記事にしようかと思ったが、そんな余裕もないくらい落ち込んでいる。なんでよって？ 心身にガタが来て、いろんな意味で余裕がないのじゃ。サブカルビジネスセンター（以下、サブカルＢＣ）で『ちくワワ』描いた上に公式ブログも書いて……。おまけに自宅で絵やマンガを描いている*1だろ？ 野球で言えば、ダブルヘッダーで試合に臨んでいるようなもんだ。最近、日本のプロ野球はダブルヘッダーしてないけど。それはいいとして、心身の状態は思わしくない。正直、スケジューリングに失敗したからな。おまけに『ちくワワ』の新シリーズ、今まで以上に行き当たりばったりになっちまって、描く度に頭を痛めている。ジョジョ４部最後の敵「吉良吉影」へのアンチテーゼとして、サブカルＢＣの恥にならん程度の変態を出したものの、どうにも行動に一貫性がない。吉良吉影と違うのは、運で乗り切るチャンスを作者のオレが与えまいと画策しているくらいか。
しかしなー、ギャグマンガと言うのはある意味非常識の塊みたいなものなのに、この期に及んで「もっとリアリティある展開じゃないと、読者が怒るんじゃ……」と言う尻込みが出て。今まで好き勝手にやって来といて、何を晒し粉膨らし粉ってもんだが。なんでこうなるのよ。その辺に関連する、こんなツイートをした。
韓非子に「犬馬は難（かた）く、鬼魅は易（やす）し」とある。「犬や馬は現物を知ってる人だらけなので見ないと描けないが、鬼魅（化け物）は想像で描いても絵を見た者に納得してもらえる」みたいな言葉だ。絵を描く者として、納得せざるを得ない……。
— 克森淳（a.k.a.新豊玉三郎） (@a_katu) 2023年2月26日
前ツイの韓非子の故事から連想したが、今は想像の産物にあまりにエクスキューズを求めすぎな気がして。柳田理科雄がいまだ文化人ヅラしているのも、その辺と無縁ではあるまい。マー、さしもの柳田理科雄も『できんボーイ』にはお手上げだったから、想像はナンセンスな方がいいのかも。異論は認める。
— 克森淳（a.k.a.新豊玉三郎） (@a_katu) 2023年2月27日
オレもまた自分の想像について、エクスキューズやら言い訳やらを求めているから、描くのが苦しいのかも知れん……。「ふどぐ祭り編」や「サメベーダー編」と違って、ある程度「地に足がついた」キャラで回して行こうとしたのが、まずかったか。おまけに最近、なんにつけ自分のアイディアに対し「ほんで？」と、冷たく突き放すもうひとりの自分が内面に出来て、何を描いても辛い。このままでは『ちくワワ』の執筆に差し支えるし、『爆烈戦隊チャレンジャーズ』４話目を３月の「創作同人電子書籍」いっせい配信に出すのも難しい。後者は「飛び入り」と言う形で参加する手もあるが、今の心身の状態では……。全１９ページのうち、仕上がった原稿３ページだぞ、まだ。下描きは全ページスキャンしたものの、今はそれを見るのも辛い。爆烈戦隊のメンバー６名*2と、ジワゾス軍のメンバーも同じくらいの種類が出て、それらをページあるいはコマごとに描き分け……。誰だこんな手間のかかる展開考えたのは。オレだよ……。
と、書いてて、オレは大変な心得違いをしていたのに気づいた。自分の調子がベストであり続ける前提で、スケジュールを組んでしまったのだ！ 急に体調などが悪くなったら、破綻必至でやってた……。こうなったら善後策を考えねば。いっせい配信は「飛び入り」を前提に、最悪の場合７月に延期も視野に入れてチャレンジャーズ４話目を描く事にしよう。こんな時に、うつ状態とセルフネグレクトがぶり返したのが一番よくないけど「出物腫れ物所嫌わず」じゃないが、精神の病もオレの都合を無視して悪化するからなあ。そんな中『ちくワワ』を８ヶ月弱で８０ページ描いた*3んだから、もうちょっと自信を持っていいかも。とは言え、うちでは少し休みたい。なのでチャレンジャーズ以外のCG、描ける状態じゃなくなってる。くおお。
