走れ小心者 ARMADA はてなブログ版

克森淳のブログ。特にテーマもなくゆるゆると。

樽仕込み天才バカボン


 えー、以前描いたバカボンのパパの似顔絵が1枚目で、それを少し修正したものが2枚目だ。出来るだけ似せたいと必死になって、つい……。しかし、描いてみて思う。赤塚不二夫キャラって、似せるのがとても難しい。1枚目は、輪郭が『おそ松くん』の六つ子みたいだしよお……。1枚目の絵は、下記記事でもアップしていたけどな。

a-katu.hatenablog.com

 ところで題名の「樽仕込み天才バカボン」は、テレビアニメ『平成天才バカボン』のタイトル候補からのイタダキだ。なんでそんな事覚えてるかな、オレも。あと、天才バカボンはアニメのテレビシリーズが5回も制作されているけど、原作のバカボンのパパが稀代のサディストである事を知る者は少ない。オレとて竹内義和と言う根性曲がりが「バカボンのパパは本当に怖い」と言ったり、みなもと太郎が「『バカボンパパ』のサディズムはとどまる所を知らない」と『お楽しみはこれもなのじゃ』で『天才バカボンのおやじ』を取り扱った際に言った*1りした事から判断したんだけども。でも、初期の頃は家族思いでもある。我が子たちと、真剣に遊ぶもんなあ……。どっちも、バカボンのパパの姿なんだろう。そういやみなもと太郎は、赤塚不二夫の晩年の作品に「家族」をテーマにしたものが多いと言っていたな。コミックボンボンに掲載された『大日本プー太郎一家』や『かあちゃんNo.1』あたりの事かしら……。でもあの頃は、吉勝太がほとんど描いていたみたいだけど……どうしてオレは、そんな余計な事ばかり言うのえ。文中敬称略。

 最近バカボンのパパに取り憑かれたような日々が続いているが、彼以外の赤塚キャラで描いてみたいのは「夜の犬」なんだよな。なんでよ。

*1:河出文庫復刊版の198ページより引用。