走れ小心者 ARMADA はてなブログ版

克森淳のブログ。特にテーマもなくゆるゆると。

ういー、ちょこぼ、はってんすい……

 かつてアメリカでパワーレンジャーがヒットし、その後も東映とサバン*1が組んで、いろいろ作品を作ったが、その中に『重甲ビーファイター』を下敷きにした『ビートルボーグ』と言うのがある。三人の少年少女が、あるコミックアーティストの描いたアメコミのヒーロー「ビートルボーグ」の力を得て、そのコミックアーティストの弟が行う悪事*2を止めると言うものだ。パワーレンジャーより低年齢向けみたいだったが……。

 んで、ビートルボーグの事を考えているうちに、新しいマンガのアイディアが出ちゃったのよ。10年前失踪した「神の再来」とまで言われたマンガ家*3が、世界征服の野心を抱いて帰って来て、おのれの想像力から生み出した怪人で世間を騒がせる。それに対し、むかしそのマンガ家が考案したヒーローの力を授かった三人の少年少女が、マンガ家を止めるため戦いを挑むと言うものを。更にビートルボーグだけでなく『トリプルファイター』の要素も混ぜ、少年少女が変身するヒーローは合体変身して最強フォームになるとまで考えたものの、いつ誰がそれをマンガに描くだや……。いろいろ描きたいもの、描かんといかんものがあると言うのに。たとえば『爆烈戦隊チャレンジャーズ』の続きだって、描かんといかんし。ストーリーマンガじゃなく、絵物語ならなんとか……。なんとかじゃねえよ。こんな話をしてるのは、前述のアイディアは「余計な事を考えた」のかと、それとも新作のアイディアが出たのはいい事なのかと、ふたつ考えが出てね。「感想の前借り」になってしまうリスクはあるが、言ってみてアイディアをどうするか再考するのも悪くない気がして。

 前述のアイディアはビートルボーグだけじゃなく、オレが考えていた他の作品・キャラクターのアイディアも少し入れた部分はあるが、詳述はしない。説明が難しい。アイディアと言うよりパクリじゃねえかだって? マンガはパクリの文化です! まるで居直り強盗みたいな態度だが、許せよ。しかしなー、数年前は「もうマンガどころか、絵を描くのすら難しいかも知れない」と思いフテクサレタコになっていたが、今や描きたいものを絞らんといかんのではと言う贅沢な悩みが出たぜ。変われば変わるもんだなあ……。時代そのものも、大きく変わったけどよ。ちなみに題名は、ビートルボーグ主題歌の最初の歌詞の、オレなりの空耳だ。

*1:当時のパワーレンジャーアメリカ側の会社。

*2:怪人を作って操り、世界征服だかをする。

*3:この場合の神は、本物の神様でも手塚治虫でもいい。