走れ小心者 ARMADA はてなブログ版

克森淳のブログ。特にテーマもなくゆるゆると。

なんでギャグを見て、しんみりしなきゃいけないんだっ!

 この記事では、上記3ツイートについて少し。『文藝別冊 総特集 山上たつひこ』(以下、文藝別冊)には『がきデカ』に出て来た一発ギャグ図鑑が載っているが、当然*1「あふりか象が好きっ!!」もある。実は最近、このギャグについて考えていた時、しんみりしちまったのよ。いえね、のちに『ジャッカー電撃隊』と言う特撮もの*2で、ジャッカー電撃隊が使う必殺技のひとつに「ビッグボンバー・アフリカ象」と言うのが出て、これを喰らった怪人は「アフリカ象嫌い~っ!」と叫びながら絶命するのだ。そして今や、がきデカコンプライアンスの関係でそのままの形での復活は難しいと思うが、ジャッカー電撃隊はこないだまで東映YouTubeで公式配信したり「東映特撮ファンクラブ」と言うサブスクリプションでいつでも見られたりするのよ! パロディの方が有名と言うか残った格好に……。だから題名がああなったわけです。

 上記二つ目のツイートにある「命輝寺(みょうきじ)」がらみの騒動については、下記記事で触れたので、まずそれを参照していただきたい。

a-katu.hatenablog.com

 ひょーせんさんの「命輝寺」ネタが2025年大阪万博のキャラの元ネタ扱いされた*3事は、ギャグや冗談を支える理性や常識が大きく地盤沈下した好例だと思うが、同時に共通前提のない相手に冗談や表現を見せる時の怖さも感じている。共通前提のひとつに、理性や常識も含まれてるところはあるけど……。命輝寺騒動や、文藝別冊における山上たつひこの談話などから、上記ツイートの三番目になったんだよ! ギャグが簡単だなんて口が裂けても言えんし、がきデカのこまわり君みたいなキャラを描きたいわけでもないが、現代は現代なりのナンセンスが描けるのではと言う思いがあったけど、それに暗雲が立ち込めているので困ってるんだ……。本当はもうちょっと話を進めたいところだが、そう言う気にもなれんくらい落ち込んで来たので、この記事ここまで。

*1:と言っても、がきデカの読者でないと分からんが。

*2:現在、スーパー戦隊シリーズに組み込まれた。

*3:念のために言うが、逆である。