こんなツイートをした。
うーむ、マンガ（と言うか、創作物）ってのは下手したら「設定の説明」に終始しかねんな。それじゃ面白くならない、なんとかせんと。
— 克森淳（a.k.a.新豊玉三郎） (@a_katu) 2021年11月21日
いえね、なかせよしみ（id:y_nakase）氏らの感想を踏まえて『爆烈戦隊チャレンジャーズ』の２話目のネームを切っていたけど、１話目で描かなかった（描けなかった）事のエクスキューズをどれだけ入れられるか考えていたら、上記ツイートのような事になりやしないかと不安で。それで『探検バクモン』で爆笑問題に自分の描いたキャラの設定を説明しようとした弟子に「待て！ 説明しちゃだめだ！」と言った生前の小池一夫の事を思い出し、題名がああなったわけです。それに、仮に膨大な時間とページをかけて納得行く物語を描いたとして、それを読める時間のある読者はどれだけいますかと言う話にもなるから、限定されたページと時間で描くしかないわけで……。マンガ描くのはホント難しい。なかせ氏らのおかげで『爆烈戦隊チャレンジャーズ』は、それだけの事をする甲斐もあると思えるから、ネームだけで言えば１話目よりハイペースで進んでいるけれど。
設定の説明……下手すりゃ羅列……では創作にならんのは、いろいろ経験して思い知ったような気になっていたが、まだまだだったようだ。マー、少なくとも『爆烈戦隊チャレンジャーズ』については「家族で戦隊やるマンガ」と、一言で説明出来る内容になってはいるけどねー。いえね、むかし広島の同人イベントで、当時描いたマンガ原稿のコピーをとあるマンガ系専門学校の講師に見てもらったら「台詞が多い」「このマンガの内容を、一言で説明出来ますか？」など、辛辣な事を言われたのを思い出して、つい。
とにかく、来年３月の「創作同人電子書籍」いっせい配信には間に合うように描かんと。これから４～５か月なんて、夢の間でござる。
