走れ小心者 ARMADA はてなブログ版

克森淳のブログ。特にテーマもなくゆるゆると。

僕って何

 題名はとある小説の題名だが、オレは小学生の頃ギャグマンガでその言葉を覚えた。小説の題名だと知ったのは、中学生になってからである。そんな事はどうでもいいんだっ! 問題はオレが「僕って何」と言う言葉に代表される「自分は何者か」と言う命題に向かい合ってなかった時期が長かった事だ、そのせいで家族や宗教の支配に手もなく屈してしまって、自分の人生を自分で生きるのが大幅に遅れた。なんて事だ! 「自分は何者か」と言うのは、親が付けた名前を憶えているだけで証明出来るものでもない*1し、ましてや他者から「お前は○○だ」と言われて「ハイそうです」と唯々として従っていてはますます分からないものだ。「自分は何者か」なんて一生分からないかも知れんが、他者からの決めつけを何の疑いもなしに受け入れていては絶対に分からない。

 ところで、ブログを「長い長い自己紹介」と言った人がいたが、その意味でオレはこのブログで何を言い表せたろう? 余計な事ばっかり言って、肝心な事は何一つ言えてなかったのかも知れない。前述の「自分は何者か」と言う命題に取り組むため、このブログとmixi日記、ツイッターをしばらく休もうと思う。日記やブログのコメントには後日レスするが、自ら記すのを再開するのは自分が納得出来た時だろう。ただ、例外的にpixivで絵は発表するつもりだ。その際ツイッターに連動させる事はあろう*2が……。では皆さん、しばらくご機嫌よう。

*1:名前で思い出したが、改名を生涯三回行った宮武外骨は、有名な廃姓広告で名前と言う符号について「自分で自分の身に符号を付けて居るのは動物中、人類ばかりであるようだ」と述べていたが、改名にそれぞれ意味のあった外骨ならではの視点と言える。

*2:前にも言ったが、絵は原則「何の誰兵衛」であるかは関係ないところがあるので。