走れ小心者 ARMADA はてなブログ版

克森淳のブログ。特にテーマもなくゆるゆると。

とにかく愛されたい

 ラブシーンっぽい絵を描いていて、オレはとにかく愛されたいと痛感した。その日は太陽が燃え尽きても来そうにないから、ラブシーンの絵を描いているんだが。「それなら愚痴らず描けばよろしいやおまへんか!」と言われそうだが、今の世の中の「禁欲的・清潔的・単一的」な価値観が、それを許してくれますかなあ……? 現実に愛されない上に夢見る事も、それを絵にする事も許されない世の中に、生きている意味ありますかなあ? オレは許されんでも描いていそうだと思っていたが、今や「禁欲的・清潔的・単一的」な価値観に影響されている気がして。

 いくら嘆いても、ましてや筆を折っても、愛されるようになるわけじゃない。ならば一枚でも多くの絵を描いた方がいい気はする。実際描いている時は、それなりに満たされているしなあ。少なくとも、ツイッターでの罵倒合戦に巻き込まれるよりはずっとマシだ。しかし罵倒合戦を放っておいたせいで、いろいろやりにくくなってるのも事実なんだが。マー、罵倒合戦を止めさせようとしても、誰もオレに加勢しちゃくれんかったけどな……。いかん、こんな愚痴を垂れても、客観的な状況に対し何ら資するものはない。ないけど、オレは不安なんだよ。こうしている間も「女を描くな、女から抗議が来る」と言う、唐沢なをきのネタが実現するんじゃないかと……。この不安に対し、これまた誰も納得の行く安心材料を提供しちゃくれねえしよおーっ! もうやだ、こんな世の中。さっさとコロナウイルスかなんかで死んだ方がいいかも知れん……。