走れ小心者 ARMADA はてなブログ版

克森淳のブログ。特にテーマもなくゆるゆると。

「ネトウヨ怪人」をどうするか

 「ネトウヨ怪人」について、負次郎さんから苦言を呈されて思った事。ああ言う形で「ネトウヨ」に当てこすりをしようとしたのは、「ネトウヨ」にもさんざん酷い目に遭わされたからだ。ウソかホントかしらんけど、『快傑ズバット』がああなったのは、スタッフが夜の町でヤクザにボコられたのがきっかけと言う話を聞いた事がある。この話が本当なら、私憤が傑作を生む事だってあると言える。しかしそのズバットの脚本を手掛けた長坂秀佳は、特撮ヒーローものの脚本を、「必ず敵を倒さなくてはいけないから」と言う理由で書くのをやめたんだよな。うーむ、である。だからと言って、『バイブルマン』とか言う、パワーレンジャーに対抗してアメリカの宗教家が生んだヒーローみたいに、説教で改心させてもな……。

 ならばオレは何を描けばいいんだ? このままでは世の中に背を向け、アテナや「黒ギャル懲罰えもん」のハダカを描くしかない。*1それすらあかんかったら、「ぽっぽっぽ~、はやぽっぽ~」と歌いながら、ふるちんで往来を走り……回ったら捕まるわよね。いや、あきらめると言う行為が、「ぽっぽっぽ~、はやぽっぽ~」と歌いながら以下略と同じくらいバカげた行為だと思って、つい。あるいは、「ネトウヨ」みたいな悪意の介在しない世界を描きたいと思う時もあるが、それは嘘になると思う自分もあるし。

*1:その手の絵がいかんと言うのではないが、現実の問題に切り結んでいるわけじゃないので……。