梶原一騎の「じぶんの信念を世の中にさからってもつらぬこうとする人間はどうしても一匹オオカミになる」と言う言葉を知って以来、「信念の故に孤立する事を恐れるな」と自分に言い聞かせてはいるが、時折辛くなる。オレは梶原の言うレベルまで世の中に逆らってはいないつもりだが、なんか孤立をしているなと。杞憂だと思いたいけど、味方が少なすぎ。それすらもどうなるか分からないとなると……。
いえね、ふと自分は孤立すべくして孤立している気がして。流行りにはうといし、話す事はあまりにマニアックだし、口下手だし、「絵を通して社会と繋がりたい」と思いながら絵を描かないし……。それじゃあ孤立するわなあ。自分の信念を貫くうんぬん以前に、交流してないんじゃないかと言う気がして来た。あと、オレの文章は固いのかも知れない。
出来るだけフォーマルな書き言葉に近付けて書いていたんだが、それで読みづらくしているのかも。さりとて今さら、語尾に「w」を多用するような文章は書けん。マニアックな話題がいかんのか？ ……じゃあ、荒木飛呂彦なんかどうなるんだよ。ジャンプ読んでる層にはなじみのない元ネタをパッチワークして、マンガを描いているじゃないか！ ヤハリオレが口下手なのがいかんのか……。口の代わりに絵を描くかなあ、それでも見てもらえる可能性は低いが……。そんな風に、ぐずぐずと言ってるから、引っ込み思案になるんですよ！ と、自分に言ってやりたくなった。嗚呼。
このブログがあまりに他人の閲覧がないから、いじけてしまった。いかんいかん、そんな時こそ梶原一騎の精神ですよ。
