こんな題名だが、永井豪による、同名のマジンガーZセルフパロディマンガとは関係はない。オレの思い出を語るだけだ。
オレの中学時代はロクでもない事だらけだったが、中学３年の頃、短い期間だがオタク系の話が出来る相手がいた。それがＫ君である。彼はMSXのゲームをたしなみ、触手系のエロアニメが好きな自称ロリコンであった。当時はまだ、「有害コミック」騒動はおろか宮崎勤事件も起きてなかったので、中学生でもそんな事も出来たのだ。ちなみに彼は、剣道をやっているスポーツマンでもあったり。
Ｋ君と付き合いを深めれば、あの頃もうちょっとマシな人生があったかも知れない。何故付き合いを深めなかったのか？ 当時かなり我が家庭が荒れていて、「Ｋ君と付き合うと悪い事が起きる」と言うジンクスがあると思い込んでしまったのだ！ 今にして思えば、「前後即因果の誤謬」なんだが、判断材料の少ない当時にはそれは分からない。おかげで中学時代はつまらん思いで一杯になる。トホホ。
なんでこんな話をしたのかと言うと、Ｋ君をモデルにしたキャラを主人公にしたオリジナル戦隊ものを考えていた事があって、それを思い出したら、同時に思い出して。繰り返すが、Ｋ君が友達になってくれていたら、中学時代も少しは明るかったろうに……。オレはどこまでもついてないらしい、嗚呼。
