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克森淳のブログ。特にテーマもなくゆるゆると。

オレのマンガ道補遺編その2

 この記事に続き、マンガ描き絡みで思い出した事をまた少し。マンガの描き方については、この記事で書いたように、マンガを描きはじめる前から漠然と知識としては知っていた。実際に描くようになって参考にしたのは、ファンロードのイラストテクニックとか、地元の同人イベントでの描き方を知っている者からのアドバイスだった。その頃は今より身近に、マンガやイラストを描く人はいたんだが、宗教との板挟みに苦しみ、その人たちにあまり近づいてはいなかったような……。もったいない、実にもったいない。

 ここからは長い余談に入る。同人イベントだが、ヤハリ若かった頃には「同人」と言うくらいだから、いろいろと志を同じくする者との出会いは多かったが、最近はどんどん居場所がなくなっているような……。それで最近は地元広島の同人イベントには参加していない。これらは年を重ねて歳月にまみれ、昔のように楽しめなくなったのが大きい。何度も何度も挫折して、作品を描く気力も衰えているし。ましてや、東京のコミケに参加なんてとてもとても……。つまらん人生じゃのう。それでもいつかはと、いまだに絵の練習はしている。イヤ、今の知識と記憶を持って人生やり直せたなら! と、言う夢想はさておき、今度は挫折と言うものについて少し。タイミングとか外圧とかで、はたから見て大した事ないような挫折でも、当人には立ち直れないくらいのものな事がある。たぶんオレの挫折がそれだ。宗教や家族の圧力が、ここまで大きかったのかと……。宗教のあとの家族のそれは、この記事でも書いた、親父から言われた事とか。もう少し、絵やマンガを描く事について話が出来る、親しい相手を作っていたなら。自分の作品は自分で描くしかないんだが、見てもらえる相手、話が出来る相手がいれば今はもっと違っていたかも知れない。……精神病にさえならなければ。この病気のせいで、今や人生楽しくない。辛くて辛くて、いつ死んでもおかしくないくらい思い詰めている。ダメじゃん!

 とは言えクロッキー帳に描いたラクガキを、友人に見せたりもしているので、まだ何かをつかもうとしているのかも。また久しぶりに、地元の同人イベントにサークル参加してみようかな……。