走れ小心者 ARMADA はてなブログ版

克森淳のブログ。特にテーマもなくゆるゆると。

このブログには書いてなかったが

 8月にひろしま美術館でやっていた、『よりぬき長谷川町子展』に行った。そちらはおいといて、その時併設していた洋画展も見たのだが、そこに展示されていたある絵を見て「なんだ汚い絵だな」と思ったら、その作者はゴッホだった。絵を見る目がないのか、オレは。岡本太郎の「ゴッホは美しい。だが、きれいではない」と言う言葉があるから、それと関係しているのかも知れん。オレが「きれい」な絵に目が行きすぎて、ゴッホの真価を見抜けなかったと言うか。

 しかし絵と言うのも、時代や場所を飛び越えるタイムトラベルのツールではあるな。写真だってそうだが、作者のフィルターを通した分、よりそれが鮮烈になる。その点、写真は生々しすぎるんだよ。最近のデジタル写真は、パソコンで修正が簡単だし。