走れ小心者 ARMADA はてなブログ版

克森淳のブログ。特にテーマもなくゆるゆると。

海外ドラマにおけるペドファイルの扱いからの懸念

 ツイッターで見つけた話その1。以下引用。

海外ドラマ見てると「とりあえず児ポ法で引っ張れば、パソコンから何か出てくるだろ」で別件逮捕とか「こいつは幼児性愛者だから、犯罪そのものを捏造してでも逮捕しろ」とか普通に主人公側がやって来る作品が時々あってドン引く

 その2。以下引用。

今まで見て一番ひどかった例

こいつどう見ても無関係だけど幼児性愛者だから犯人に違いない
 ↓
証拠が出てこないけど、幼児性愛者は何としても有罪にするぞ
 ↓
主人公のでっち上げた証拠に騙された陪審員が無実の容疑者に有罪判決、主人公たち「正義は勝つ」
 ↓
真犯人は不明のまま終了

 ……筒井康隆の『12人の浮かれる男』より酷いぞ、これ。そしてこう言うドラマに喝采を挙げる連中が、日本のエロマンガに外圧をかけているのかもと思うと、色々と心配になる。ペドファイルと、チャイルド・マレスターは別物と言う原則すら通用しないポリティカル・コレクトネスってなんなんだ。パオロ・マッツァリーノさんが『三匹のおっさん』のテレビドラマに強い不快感を示していたが、それでも日本はまだ平和なのかも。その平和が欧米によって脅かされている気になってもいるがな。アメリカのCBLDFあたりが、日本のマンガに対する外圧に反対しているのも、こんな例を見ているからなのかな。うあー、イヤな気持ちがしてこれ以上筆が進まん。