走れ小心者 ARMADA はてなブログ版

克森淳のブログ。特にテーマもなくゆるゆると。

これから陰謀論めいた話を

 本屋で『ぼくたちのギャルゲークロニクル』と言う本を見つけ、裏表紙に「最初ギャルゲーは、『女の子が活躍するゲーム』だった」とか書いていたのを確認した。

 そうだよ、最初はそう言う定義だったのをゲーム誌が途中で恋愛シミュレーション系を指す言葉に変えたりしたから、いわゆる「ギャルゲー」と言う風に言ってたんだオレは! それはさておき、なんでそんな定義の転換が起きたのか。前掲の本に何か書いてそうだが、ビニールに包まれて立ち読みも出来なければ、買う金もなかったのでそれは確認出来なかった。ただ、今にして思えばこの件が関係しているのではなかろうかと思う事が。

 1993年頃だったかなあ、イギリスのなんかの団体から、任天堂の携帯ゲーム機「ゲームボーイ」がその名前は男女差別だとか、日本のゲームには女性が主人公のゲームがないとか、言いがかりをつけられた事が。この時期に前後して、いわゆる「ギャルゲー」の定義が変化したような。欧米の顔色を伺ってばかりいるファミ通あたりが、定義を変更したのではないかと……。『ときめきメモリアル』のヒットもあるんじゃないかとも思うが、ファミ通の事だからなあ。「女性が主人公のゲーム」は日本にあるけど、それを「ギャルゲー」と呼んで差別していたら欧米から何言われるか分からんと、ケツまくったのかも知れんぞ。マー、陰謀論めいた話だがな。