「オレのマンガ道疾風怒濤編」の最終回に入る前に、以前、コメダ珈琲で起きた話を。「あ、外国人のお兄さんに絵を褒められたやつ？」と、長くこのブログを見てる方は思われるかも知れないが、別の話でして。いえね、オレが持参のノートにラクガキしていたら、隣席の６０代以上のおばちゃんたちに見られて「あら？ あなたマンガを描くの？ 上手いわねえ」と、褒められた事が。その時描いた絵は、これな。
この絵に対し「どんな状況だ！」と言われたら、話せば長くなる。むかし、ガードハローと言う歯磨きのCMコピーに「リンゴをかじる時、血が出ませんか？」と言うのがあって、それを『マカロニほうれん荘』で「動脈をかじる時、血が出ませんか？」とパロっていたのから連想し、台詞がああなったんじゃ。しかも絵の台詞は、ガードハローのCMコピー第２弾「リンゴをかじると血が出ます」が元ネタだしよ……。話を戻して、今の６０代以上も、むかし「マンガにシビレて」いた人が多いんだから、こう言う事はあるだろうな。してみると、若い連中を狙うよりシニア世代にアピールした方がマンガを売り込みやすいのかな？ ……オレは海のリハクより見る目ないんだから、いらん皮算用するなっての！ ただ、意外なところで受けた事実を認めればいい。
上記のエピソードは「見られた」から不可抗力げだが、やっぱり絵やマンガは描いて発表しなきゃダメだね。自分の絵やマンガは人に見せるに値しないと、ヘンな呪いを自分にかけていたのがバカバカしいし、恨めしい。この呪いを吹き飛ばす風よ吹け！ 嵐よ吠えろ！ そして、オレのマンガ道への追い風となるがいい！ ……まとめの言葉としては、こんなもんか。
てなわけで、このシリーズは終わりね。何かあったら近況報告として、新シリーズをやるかもだけど。
（オレのマンガ道疾風怒濤編 終わり）
