走れ小心者 ARMADA はてなブログ版

克森淳のブログ。特にテーマもなくゆるゆると。

お前の真実、ああ聖獣王

 「聖獣王って、なによ」と言われたら、拙作『爆烈戦隊チャレンジャーズ』の3号ロボに相当する奴だと答える。去る3月20日の「創作同人電子書籍」いっせい配信に出した5話で、満を持して登場したが、とにかく描きづらい! なのであまり動かせなかった……、ぬええ。まるでゴッドマーズだ。そんな40年以上前のアニメのロボットを持ち出してもと脳内ツッコミ役が言うが、他に適切な例がなかったんじゃ。

 しかしチャレンジャーズも、回を追うごとに(最初の)売上は下がっているが、描く手間は増えているなあ。同人マンガのシリーズものは、こう言うジレンマがある……。ワンスモアぬええ。新作を出す事で過去作に動きが出る時もあるから、これから先はなんとも言えないけど。チャレンジャーズをシリーズ化し、完結させてやろうと思ったのは他でもないオレだから、描き続ける事に否はないが。

 話を作中のロボについてに戻そう。オレは昭和生まれの特撮オタクだから、2号ロボや追加戦士には違和感があったけど、2号ロボが本家のスーパー戦隊シリーズに出るようになって今年で38年、追加戦士が出るようになってからでも32年になる。意地を張るには時が経ち過ぎだ、ぬおお。しかし描き分けやいろんな都合上、これ以上新ロボをホイホイ出せる状況にない。1号ロボのビッグ・チャレンジャーだって……おっと、これ以上言うと「感想の前借り」になりそうだ、それは黙っておくか。追加戦士についてだが、いろいろ悩みましたよ。ロボ以上に……。どう言う立場の人物にするか、いろいろ考えた末、作中に描いた感じになったけど。だが、イマイチキャラが立ってない。それは主人公一家の乗鞍家全体にも感じてるけど、これからどうしよう? 敵の怪人「獣兵鬼」たちの方が、よっぽどキャラが立っとるわい。3話まで少年サンデーの出張編集部に見てもらった時も、主人公サイドのキャラの弱さは指摘されたしなあ。長くないページ数で描けるまで、内容を絞り込めてないと言う話でもあるけど、サルまんの作中における相原・竹熊コンビじゃないが「どうすればいいんだ……?」とは思う。くおお。

 急に何もかんもやる気がなくなり、自分を鼓舞するために聖獣王の話をするつもりが、変な話になっちまった……。嗚呼。ネタバレをして、作品への興味をそいではまずいと思ったせいか? うーん……。