走れ小心者 ARMADA はてなブログ版

克森淳のブログ。特にテーマもなくゆるゆると。

怖いけど 自作の読者 探します

 ちょっと思うところあって、題名のように決意した。「自作の読者を探す事の、何が怖いの」と言われそうだが、オレは意外と臆病でな。32年前、あるゲームショップの交流ノート「らしきもの」に貼った絵を破かれたり、その後も拙作を見てくれる者も増えず、商業マンガ家にもなれんかったり、親父から描く事に対し「見切りをつけろ、見切りをつけろ」と言われ続けたり、ネットで細々アップしてたら2ちゃんねるでボロクソ言われたり……。それで「自作の読者」を探す事に対し、恐怖と自暴自棄が出たんだ! その恐怖は、今だって克服出来てないけど、そうも言っていられない。無理にでも、自作の読者を探さんと。それは今まで世間から拙作に対し受けた仕打ちに、腹が立って来たのが大きいけど。オレの作品を褒めない連中に見せ、翻意させようとしたのが間違いのもと、味の素だ。まだ拙作を知らない者から、読者を発掘せんといかん。オレにとっては、作品を描くより茨の道だけども!

 こうも発奮しているのは、下記記事の「負次郎」氏のコメントなど、むかし描いたマンガが思ったより好評だったからだ。

a-katu.hatenablog.com

 オレに欠けていたのは、もっと図々しく自作をアピールし、読者を探す根性と胆力だった! 作品は継続的に描けるのだから、次はそっちも涵養せねば。とは言え、どのように動いたものかは今から考えるのだけど。作品を描き、それをどう発表するかとは別に、読者探しをせんとならんのはきつい。きついが、オレはそれをやらんといかん。描いても顧みられないと、愚痴ってる暇があるんなら。

 と言うか、むかしの環境が悪すぎた。前述のいろいろに限らず、他にもいろいろあったし。だからと言って、いつまでも怯えていたって仕方ない。反撃はこれからだ。