走れ小心者 ARMADA はてなブログ版

克森淳のブログ。特にテーマもなくゆるゆると。

辛い話二題

 今月号のハイパーホビー誌読んだら、仮面ライダー鎧武の脚本を担当し、メジャー作家坂を登りはじめた虚淵玄氏がオレと同い年だった。

 もっと年上か、もっと年下なら個人的にショックは少なかった。いえね、何をやっても失敗ばかりの我が人生に比べて、虚淵氏の人生はあまりにも眩し過ぎる……。これが辛い話の第一。

 次の辛い話は、お笑い芸人松本ハウスによる『統合失調症がやってきた』って本が辛い。松本ハウスハウス加賀谷さんの統合失調症との戦いを相方の松本キックの視点も交えて書いていく物だが、16年前に女性週刊誌で加賀谷さんの前半生を読んだ時から辛くて辛くて。16年前は鉄工所で殴る蹴る当たり前状態で、先の見通しも立たず苦悩していた所に精神病を患った同年代の男の話を知り、「ハッキリ精神病と分かった加賀谷はいい!だがオレは頭がおかしいと周囲に言われているが、どの程度か分からん!仮に精神病だとしても今の家庭で治療なんか出来やしない……」と落ち込んだのを思い出した。結局精神病を患っていたんだが。シャレにもならねー。

 そして現在、加賀谷さんのその辺とか闘病記とか書いてるらしい前述の本を少し立ち読みしたが、やっぱりハードな話なんで読むのが辛くマトモに読めなんだ……。いや、それでもお笑いの道を歩んでる姿に絶句したのか。

 勤め先で殺されかかったがそれでも上手く働けなかった身としては、同年代の虚淵・加賀谷両氏がマトモに見られん……。ああ、マジ辛い。